JR東 8日ぶりに 連結運転
JR東日本は、東北新幹線が走行中に分離するトラブルを受け取りやめていた「連結運転」を8日ぶりに再開させました。
東北新幹線では昨年9月、宮城県内を時速約315キロで走行中の東京行き「はやぶさ・こまち6号」の連結部分が外れる事故が発生した。JR東はこまちの運転台にある、列車を強制分離させるスイッチの裏側に、削りくずとみられる金属片が介在して誤作動したのが原因と判断。同スイッチの配線を取り外して無効化する再発防止策をとっていた。今回分離した両列車とも対策は完了していたという。
東京都内を走行中の東北新幹線で連結部分が外れた問題で、JR東日本は今月14日から順次、連結での運転を再開し、15日から通常どおりの運行に戻すと発表しました。電気的な異常が発生しても連結部分が外れないよう、金具で関係する部品を固定するということです。
JR東日本は、東北新幹線が走行中に分離するトラブルを受け取りやめていた「連結運転」を8日ぶりに再開させました。東北新幹線の連結運転はけさ7時36分、盛岡発のはやぶさ・こまち6号から順次再開されていて、あすの始発からは、東京・秋田間や東京・山形方面を結ぶ直通運転が通常通りのダイヤに戻る予定だということです。JR東日本は、6日に起きた連結部分が外れるトラブルについて、連結器の動きに問題があった可能性があるとしていて、きょうの運転再開にあたっては連結部分を操作するレバーを金具で固定し、分離できなくさせるなどの対策を行っているということです。
JR東日本は14日、東北新幹線はやぶさ・こまち21号の連結が外れるトラブルを受けて中止していた秋田・山形新幹線との連結運転を、8日ぶりに順次再開した。分離操作に関わる機器を固定する応急対策で安全を確保できると判断しており、15日からは通常ダイヤに戻す予定だ。ただ、同様のトラブルは半年前に起きたばかりで、原因が特定されないままの再開に懸念も残る。 JR東によると、14日の上り列車から秋田新幹線は盛岡駅、山形新幹線は福島駅で東北新幹線と連結し、東京と直通する運行を再開。走行中は、運転席にある分離操作に関わるレバーが動かないよう金具で固定し、連結器の誤作動を防ぐ。 トラブルは6日午前11時半ごろ、上野―大宮間で発生。時速約60キロで走行中、はやぶさとこまちの連結が外れ、自動ブレーキが作動し停止した。国土交通省は重大インシデントに認定し、運輸安全委員会が原因を調べている。 JR東は、こまちの電気系統に不具合が起き、連結器が誤作動した可能性があるとみており、安全委に協力しつつ原因究明を急ぐ。
JR東日本は14日、東北新幹線はやぶさ・こまち21号の連結が外れるトラブルを受けて中止していた秋田・山形新幹線との連結運転を、8日ぶりに順次再開した。分離操作に関わる機器を固定する応急対策で安全を確...
今月6日、東京都内を走行していた東北新幹線の「はやぶさ」と「こまち」の連結部分が外れた問題で、JR東日本は11日夕方、都内にある本社で会見を開きました。それによりますと、問題の発生直後に車両を調べたところ、こまち側で連結部分が外れる動きを繰り返しているのが確認されたということです。こうした動きはこれまで確認されたことがなく、JRは電気的な異常によるものだとみられるとしています。しかし、依然として詳しい原因は分かっておらず、当面の対策として電気的な異常が発生しても連結部分が外れないよう、関係する機器のレバーを連結側にして金具で固定するということです。12日、対策を検証するための走行試験を行ったうえで、今月14日から順次、連結での運転を再開し、15日から通常どおりの運行に戻すということです。この問題をめぐっては、国の運輸安全委員会が運転士や車掌からの聞き取りのほか、車両の確認を行うなどして原因の調査を進めています。
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