【S&P500】下値リスクが高い状態続く。5,500を守り切れば小反発の可能性も。
直近の日足は寄付き高値の陰線引けとなり、上値を急角度で切り下げる流れに変わりありません。下値リスクが高い状態にあり、続落の可能性により警戒が必要ですが、5,520-30,5,490-00に強い抵抗があり、これらを守り切って終えれば小反発に繋がり易くなります。この場合でも5,750超えに実体を戻して引けない限り、短期トレンドは変化しません。また、5,490-00の抵抗も下抜けた場合は短期ターゲットである5,400前後まで下落余地が拡がり易くなります。短期的にはこれを大きく下抜けない可能性も高いと見ていますが、中期トレンドが弱いので“戻り売り”の流れは変わらないでしょう。上値抵抗は5,550-60,5,600-10,5,620-30,5,660-70に、下値抵抗は5,520-30,5,490-00,5,430-40,5,400-10にあります。
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SP500 プロの予想 下値余地を探る動き
発売中のダイヤモンド・ザイ2025年2月号は、特集「人気の【米国株150銘柄】診断」を掲載! この特集では、アナリストなどのプロが米国株を分析し、ニューヨーク市場とナスダック市場に上場する人気株を対象に、「買い」「強気」「中立」「弱気」「売り」の5段階で投資判断を付けている。これからの米国株の値動き予測や、GAFAM+αの動向、注目すべき”トランプ株“、高配当株などについても取り上げているので、銘柄選びの参考になるはずだ。
2024年の年初から11月末までに、米国の主要株価指数の一つであるS&P500は、約27%上昇。最高値を更新し、6032.38ポイントに到達した。はたして、今後もこの勢いは続くのか。総勢48人に及ぶアナリストやストラテジストなどのプロに「2025年のS&P500の値動き予測」をしてもらった。
直近の日足は陽線で切り返して上値トライの可能性に繋げていますが、5,850-60の抵抗を上抜け切れずに終えており、また、上値を切り下げる流れに変わりなく下値リスクがより高い状態です。日足の上値抵抗が5,860-70にありますが、これを上抜けて終えれば上値余地が若干拡がり易くなりますが、3手前の大陰線の実体(寄付き5,968)を上抜けて終えるまでは下値リスクがより高い状態です。また6,050-60の抵抗を上抜けて終えるまでは下値リスクを残します。上値抵抗は、5,860-70,5,900-10,5,930-40,5,950-60に、下値抵抗は5,810-20,5,770-80,5,730-40,5,690-00にあります。全て下抜けて終えた場合は6,000~6,030ゾーンの抵抗の強さを確認する動きへ。
プロが強気になる理由は2つある。1つは「米国経済の成長が継続する」と見られていること。IMF(国際通貨基金)によると、2025年の米国経済は2.2%の成長が予測されている。
直近の日足は前日足から大きく下寄りのスタートとなり、陰線で終えていまず。5,730に位置する200日移動平均線を終値ベースで守っていることや、5,670~5,700ゾーンに強い下値抵抗が控えており、一旦は留まる可能性が高いポイントですが、トレンドが弱い状態にあるので、これを守って反発に転じた場合でも5,900台が大きな壁となる可能性が高い状態です。短期トレンドは5,950-60の抵抗を上抜けて終えない限り変化しません。また、6,050-60の抵抗を上抜けて終えるまでは下値リスクを残します。上値抵抗は5,850-60,5,860-70,5,900-10,5,950-60に、下値抵抗は5,700-10,5,670-80,5,630-40,5,590-00,5,530-40にあります。
結論から言うと「2025年も米国株市場は強く、S&P500は年末に向けて最高値を更新する」と見るプロが多かった。高値予想の平均値は約6800ポイントで、2024年の最高値から10%以上の上昇が見込まれるという読みだ。
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