金(ゴールド)CFD(外為どっとコム「CFDネクスト」の銘柄名:金スポット)について、昨日の価格動向や相場状況を振り返り、今後の注目ポイントをわかりやすくまとめました。短時間で金相場の最新情報やCFD取引のポイントをチェックしたい方はぜひご覧ください。
金(ゴールド)市場の値動き まとめ
3月19日の金相場は上昇が続き最高値を記録しています。中心限月となる4月物の清算値は前日比0.40ドル(0.01%)高の1オンス=3041.20ドルとなり、連続で史上最高値を更新しました。米国および世界経済の見通し悪化を背景とした避難先としての需要が高まっています。
FOMC開催を前に市場参加者は慎重な姿勢を保ち、積極的な取引は控えられましたが、安全資産としての価値が相場を下支えしています。特にトランプ政権下でもBRICS諸国を中心としたドル離れの傾向が続くとの見方があり、これが金価格を支える要因となっています。また、トランプ大統領が従来の同盟国に対して関税政策で強い姿勢を示していることから、西側諸国間の分断が懸念され、これがドル安リスクとなり、結果的に金価格を押し上げる可能性があります。
最新の金(ゴールド)CFD チャート
30分足チャート
日足チャート
「CFDネクスト」での金(ゴールド)スポット価格について、テクニカル分析では単純移動平均線(10日)が右肩上がりになる中、価格は移動平均線の上に位置している。また、相場の過熱感をはかるRSIは「買われすぎ」とされる70を超えて推移している。
※リアルタイムの価格はこちらから確認できます。
金スポット 株価指数・商品CFDチャート│はじめてのFXなら外為どっとコム
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金(ゴールド)の上昇・下落変動要因
上昇要因
インフレの期待:物価上昇の予測が強まると、金を価値保存手段として買う動きが強まる。
経済的不安定性:経済危機や金融市場の不安定時には、安全資産としての金への需要が高まる。
実質金利の低下:金利がインフレ率を下回ると、金への投資が魅力的になる。
通貨価値の低下:特に米ドルが弱まると、金価格は上昇する傾向がある。
地政学的緊張:紛争や政治的不安が高まると、リスク回避のため金への投資が増える。
中央銀行による購入:中央銀行が金を買い増すと、供給が減り価格が上昇する。
下落要因
インフレ率の安定または減少:物価上昇の懸念が和らぐと、金への投資需要が減少する。
経済的安定:経済が安定し、リスク資産への投資が増えると、金への需要が減る。
実質金利の上昇:金利がインフレ率を上回ると、金に対する魅力が減少する。
通貨価値の強化:特に米ドルが強まると、金価格は下落する傾向がある。
地政学的緊張の緩和:地政学的リスクが減少すると、金へのリスク回避需要が落ちる。
中央銀行による売却:中央銀行が金を市場に売り出すと、供給が増え価格が下がる。
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これも金が買われる要因とみられている
ピクテ・ジャパン 塚本卓治エグゼクティブ・ディレクター「トランプ氏の政策は財政悪化につながりドルの信用力の低下につながるおそれがある。その場合、比較的、安全な資産としての金の買いが強まる可能性がある。また、基軸通貨のドルの信用力低下は、中央銀行としての金買いにも拍車がかかりやすくなるため、金の相場は引き続き上昇していくとみられる」
NY金は2月4日からメキシコとカナダ両国に対する関税発動が正式に公表されたことを受け、前週末1月31日に取引時間中の過去最高値を更新した勢いを週明けも維持した。2月5日には一時2,900ドルを突破し、5営業日連続で取引時間中の最高値を更新。終値ベースでも同5日まで3営業日連続で最高値を更新し、この日の2,893.00ドルが最高値となった。
9月26日のニューヨーク商品取引所(COMEX)で金(ゴールド)が最高値を更新、初めて1トロイオンスあたり2,700ドルを突破した。最高値更新は5営業日連続で、いわゆる「青天井」が続いている。
金塊の重さはなんと250キロ。金塊のそばにはその日の金の価格に応じた値段が表示されていて、ことし10月31日には過去最高値となる37億9050万円を記録した。ことしの最安値は1月4日の25億9375万円。計算すると約12億円価格が上昇したことになる。ちなみにこの金塊の展示が始まった2005年7月時点の価格は約4億円。20年近くの間に価格はおよそ9倍となった。
金スポット価格は、4日の取引で一時オンス当たり2300ドルを超え、最高値を更新した。米連邦準備制度による年内利下げの可能性や中央銀行の継続的な需要が背景にある。
一点、日本国内での金投資においては為替の影響を加味する必要がある。仮にNY金の上昇以上に円高が進行した場合は、国内の金価格が下落することもある。海外の動向もさることながら、日本国内、例えば利上げの有無などにも注意すべきであろう。
国際調査機関の「ワールドゴールドカウンシル」による調べでは、2010年以降、中央銀行が金を買う量が売る量を上回る「買い越し」の状況になっている。さらに、ことし1月から6月までの結果を見てみると、上半期としては過去最大となった。
金は2月半ばから上昇を続けており、今週は連日最高値を更新している。投資家が米金融当局の政策転換を期待しているほか、中東やウクライナを巡る地政学的なリスクの高まりも金相場にとっては強材料となっている。
楽天証券経済研究所 吉田哲コモディティアナリスト「トランプ氏は、選挙戦で『円安・ドル高は大惨事だ』と述べてアメリカの輸出産業や製造業の復活を目指すと強調してきたため『ドル安志向』を強めるとも考えられる。この場合、いったんアメリカの利下げのペースは緩やかになるといった見方は後退する可能性もある。また、トランプ氏はイスラエルには穏健的でイランには強硬的な姿勢を示している。この点からも中東情勢がさらに緊迫化するおそれがあり“有事の金買い”も起きやすい」
2つめは「アメリカの利下げ」。アメリカのFRB=連邦準備制度理事会はことし9月、4年半ぶりとなる利下げに踏み切った。11月には2会合連続で利下げを決めた。これも金が買われる要因とみられている。というのもアメリカのドルであれば預金として銀行に資金を預ければ利息を受け取ることができる。一方で金を預けても金利は付かない。このような性質からアメリカの金利が高ければ金を保有するよりもドルで運用したほうがメリットがあるが、利下げによって金利が低下すれば「安全資産」でもある金の投資妙味が相対的に増すとして、金が買われやすくなる傾向がある。
結果は上の通りだ。S&P500投信は昨年末比で約24%、オルカン投信は約22%上昇したのに対して、純金信託ETFは約32%上昇しており、純金信託ETFがS&P500およびオルカン投信をパフォーマンスで上回っていることが分かる。
静岡県伊豆市の観光施設「土肥金山」。ここには「世界一の重さ」としてギネス世界記録に認定されたという金塊が展示されている。
先週(2月3日週)のニューヨーク金先物価格(NY金)は6週続伸となった。トランプ米政権の関税を巡る先行き不透明感に加え、米中の貿易戦争(報復関税合戦)への懸念を背景に、逃避需要が金価格を押し上げた。
国内でも大阪取引所の金の先物価格は10月31日に1グラム当たり一時1万3819円となり過去最高値を更新。大手貴金属会社「田中貴金属工業」が公表している金の店頭小売価格も、10月30日に1グラム当たり1万5104円を記録して初めて1万5000円を超えるなど、金の価格は最高値の更新が相次いだ。
ワールド・ゴールド・カウンシル(WGC)がまとめた最新データによると、中銀は2月も金購入を継続。9カ月連続の買い増しだった。
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