
陽線引け。149円後半から早々に150円台を回復すると150.70円台まで上値を伸ばした。151円手前の前日高値の前では上昇一服も下押し幅は限られた。
日足一目・転換線は149.56円まで上昇し、149円手前まで低下した基準線を上回り、均衡表の好転が発生した。上向きバイアスが強まるなか、3日高値151.30円が意識されそうだ。超えるようだと151.60円台の200日線が視野に入ってくる。
レジスタンス1 151.30(3/3高値)
前日終値 150.57
サポート1 149.56(日足一目均衡表・転換線)
サポート2 149.01(日足一目均衡表・基準線)
(小針)
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
テクニカル指標は大きく2つに分けられ 活用する場面は異なります
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ボリンジャーバンドは、統計学の標準偏差を活用したテクニカル指標です。移動平均線と上下に値動きの幅を示す線を3本ずつ(±1σ~±3σ)加えて表します。バンドが収縮している状態は「スクイーズ」と呼ばれ、レンジ相場である可能性が高いとされます。一方、スクイーズのあとにバンドが一気に拡大している状態は「エクスパンジョン」と呼ばれ、トレンドの発生を意味することが多いようです。
トレンド系のテクニカル指標は、その名の通りトレンドを予測するのに役立つ指標です。
一目均衡表がほかのテクニカル指標とまったく違う部分は、為替レートやその平均値を未来や過去にずらして、「雲」や「遅行線」を描画し、売買判断に使用するところです。二次元のチャートに過去や未来という三次元的な奥行きを持たせている点は、世界で唯一無二、オンリーワンの指標といっても過言ではないでしょう(図1)。
チャート分析の際に役立つテクニカル指標をいくつかおぼえておくと、トレンドを見極めたりエントリータイミングを図ったりするにも役立つはずです。
一目均衡表とは5つの構成要素があり、相場のトレンドや、トレンド転換の兆候や大きさ、売買サインを把握することができます。しかし構成要素が多く、分析方法が豊富であるがゆえに、FX初心者にとっては少し難しく感じるテクニカル指標かもしれません。ボリンジャーバンドやオシレーター系のテクニカル指標と組み合わせて、上手に活用してください。
テクニカル指標は大きく2つに分けられ、活用する場面は異なります。かなり多くの種類がありますが、代表的な指標だけでもおぼえておくと、実際に取引する際は大いに役立つでしょう。
だましに合う可能性をゼロにすることはできませんが、一目均衡表はトレンド系のテクニカル指標であることから、逆張りのオシレーター系指標を組み合わせることで、だましに合うリスクを軽減できます。一目均衡表と相性の良い、代表的なオシレーター指標としては、MACDやRSI、ストキャスティクスがあります。
2022年のドル円相場は、1月24日に年初来のドル安値となる1ドル=113円47銭水準をつけた後、日米の金利差拡大などを背景にドル買い・円売りが優勢となり、7月14日には139円39銭水準に達しました。つまり、この半年ほどで約26円、ドル高・円安が進んだことになります。7月14日以降、ドル高・円安の動きは、やや一服したように見受けられますが、今後の展開について、テクニカル分析で考えてみます。
なお、高機能なチャートツールを利用したい方は「FXネオ」の利用を検討しましょう。パソコン・スマホの両方で、さまざまなテクニカル指標や描画ツールが利用できます。操作の自由度が高く、初心者から上級者まで幅広い人にとって使いやすく感じられるはずです。
また一目均衡表は、トレンドの把握がしやすい反面レンジ相場に弱いという特徴があります。そのためレンジ相場ではボリンジャーバンドなど、レンジ相場に強いテクニカル指標を使い分けるといった工夫も必要になるでしょう。
オシレーター系のテクニカル指標は、現在のトレンドの強さや相場の過熱感など、変化の大きさや兆しを察知するときに活用する指標です。
しかし一目均衡表は、相場の今後の方向性を視覚的に確認できるという、他のテクニカル分析にはない特徴があります。その他のテクニカル指標を組み合わせて、一目均衡表のメリットを活かした分析を検討してみてはいかがでしょうか?
一目均衡表は、細田悟一氏(故人)が都新聞(現東京新聞)の商況部長時代に考案したテクニカル手法である。私設研究所を設立し7年の歳月をかけて苦心を重ねた末、昭和10年都新聞紙上に「新東転換線」という名称で発表された。また、一目山人とは細田氏のペンネームである。
一目均衡表は日本人が開発したテクニカル指標です。一目均衡表は、トレンドの兆候や大きさ、売買サインなど多くの情報が把握できるため便利な指標ですが、他のテクニカル指標に比べて構成要素が多いことから、難しいと感じている人もいるかもしれません。この記事では一目均衡表の仕組みや基本的な使い方、注意点について分かりやすく解説しています。
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