【S&P500】下値リスクが高い状態。強い下値抵抗にも注意。
直近の日足は前日足から大きく下寄りのスタートとなり、安値圏で引ける大陰線で終えています。強い下げエネルギーが働いた状態にあり、急反発にも繋がり難いと見られますが、一方で、2022年10月に付けた3,491を基点とする長期的な週足のサポートラインが4,900台前半に(下図参照)、2020年3月に付けた2,191を基点とする超長期的なサポートラインが4,700台に位置しており、これらを全て下抜けるほどの下落にも繋がり難いと見られます。また、2月に付けた6,147を高値として上値を切り上げる流れに入って7週間が経過しており、一相場の周期から見ても今週中、遅くとも来週中には一旦底打ち、反転の流れに入る可能性も高いと見られます。中・長期トレンドが“弱気”の流れに入っており、反発に転じても5,400台が大きな壁となりそうですが、一旦底打ちするタイミングも近いと見ていますす。上値抵抗は5,130-40,5,190-00,5,240-50,5,290-00,5,340-50に、下値抵抗は5,040-50,5,000-10,4,960-70,4、920-30,4,890-00にあります。このラリーでの下値目途は最大でも4,700台を週足ベースで割り込まない可能性も高いと見ています。
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SP500 プロの予想 下値リスクが高い状態
直近の日足は前日足から大きく下寄りのスタートとなり、安値圏で引ける大陰線で終えています。強い下げエネルギーが働いた状態にあり、急反発にも繋がり難いと見られますが、一方で、2022年10月に付けた3,491を基点とする長期的な週足のサポートラインが4,900台前半に(下図参照)、2020年3月に付けた2,191を基点とする超長期的なサポートラインが4,700台に位置しており、これらを全て下抜けるほどの下落にも繋がり難いと見られます。また、2月に付けた6,147を高値として上値を切り上げる流れに入って7週間が経過しており、一相場の周期から見ても今週中、遅くとも来週中には一旦底打ち、反転の流れに入る可能性も高いと見られます。中・長期トレンドが“弱気”の流れに入っており、反発に転じても5,400台が大きな壁となりそうですが、一旦底打ちするタイミングも近いと見ていますす。上値抵抗は5,130-40,5,190-00,5,240-50,5,290-00,5,340-50に、下値抵抗は5,040-50,5,000-10,4,960-70,4、920-30,4,890-00にあります。このラリーでの下値目途は最大でも4,700台を週足ベースで割り込まない可能性も高いと見ています。
配当に着目した最も好成績のアクティブファンドといえるNZAM 日本好配当株オープン(3ヵ月決算型)(愛称:四季の便り)と配当に着目した好成績インデックスファンドであるSMT 日本株配当貴族インデックス・オープン、米国株式(S&P500)、国内株式(TOPIX)の長期パフォーマンスを図表4で比較しました。2020年のコロナショックの急落や2024年の令和のブラックマンデーの急落を除いた円高局面においては、国内株式ファンドが優位性を発揮しているといえます。また、その中でも配当に着目した国内株式ファンドは長期で安定的に収益を積み上げていることが分かります。まとまった資金で運用している方は、米国株式ファンドのみに投資するよりも米国株式ファンドと国内株式ファンドの併せ持ちを、国内株式ファンドを選ぶ際には下値抵抗力が期待できる配当に着目したファンドへの投資が、価格変動を抑える上で有効と考えます。
直近の日足は前日足から下寄りした位置に安値圏で引ける大陰線が出ています。単体では下げエネルギーの強いものであり、また、この陰線が3/13に付けた5,504を直近安値とする短期的なサポートラインを大きく下抜けており、3/25に付けた5,786で戻り高値を確認した可能性が生じています。5,520-30,5,490-00に強い下値抵抗が控えており、これらを守り切って反発に転ずる可能性を残していますが、5,500を割り込んで終えた場合は5,400方向への新たな下落リスクが生じます。短期トレンドは5,800台を回復して終えない限り、変化しません。上値抵抗は5,660-70,5,700-10,5,730-40,5,770-80に、下値抵抗は5,550-60,5,520-30,5,490-00,5,440-50にあります。
S&P500(SPX)の4日の終値は前日比では5.97%安の5074.08。2024年5月2日(5064.20)以来、11か月ぶりの安値となった。前日の4.84%安に続く急落で、2月19日につけた最高値(6144.15)からの下落率は17.42%となっている。週次での9.08%安は世界保健機関(WHO)が新型コロナ感染拡大についてパンデミックを宣言した翌週にあたる2020年3月16-20日週(14.98%)以来の下落率だ。トランプ氏が2日に発表した相互関税はコロナ禍以来の衝撃を株式市場に与えたといえる。
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