先週までは、米中を中心に米国の貿易交渉が進むんじゃないかって「期待」でドル高が進みましたが、今週は、今現在、米中が実際の交渉段階に入ったこともあり、様子見に入ったって感じのチャートが多いですね。期待で買って事実で売る展開とかやめてほしいですが
1.先週の情勢と今週のイベント
先週は、上にも書きましたが、米国と各国との貿易交渉が進むことへの「期待」でドル高。先週の見立てでドルインデックスの長期足チャートを貼っていましたが、テクニカル的に分かりやすい動きでした。
貿易交渉については、先週木曜日には、米英間での交渉が妥結。また先週土曜から今日日曜と二日間の予定で米中で貿易交渉が進められています。この交渉がうまくすすめば、米国は第一段階として、対中関税を60%に引き下げ意向と言われていますが、双方が不満をぶつけあうだけの座礁展開もなしじゃなさそう。
ということで、今週ですが、通貨選択に影響する大きなイベントは、やはり上記の米中交渉の行方。
このほか、指標では、火曜夜に米国のインフレ指標でCPI。金融政策に影響する大事な指標ですが、FRBボードメンバーの注目は、足元の物価より、関税の今後への影響なので、大きな材料にはならないかもですね。とはいえ、一応、チェックはしておきたい感じ。
2.先週通しての通貨強弱
先週通しての通貨強弱はうちのブローカーではこんな感じ。
GBP=USD>JPY=EUR=CHF=NZD=AUD>CAD
英ポンド、米ドルが強く、カナダが弱い。
英ポンドは上に書いたように、米英貿易交渉妥結で買われました。米ドルは貿易交渉進展への期待でドル高。カナダは、先週の雇用統計で、米関税の影響で失業率が上昇、6月に政策金利が引き下げられるだろうという期待で売られました。
米ドルですが、テクニカル的をドルインデックス長期足を見るとこんな感じ。現在ドル高方向に調整中。日足は20MAを上に抜けてきており、短期中期ではドル高方向かなという印象。ただ、日足レジが近いこともあり、週を通しての売買の優勢がどう変わるかはよくわからないですね。
3.今週主に見ていく通貨
今週ですが、先週に引き続き長期一波狙いは厳しい状況。トランプ貿易交渉の次の進展を待っている展開だと思うので、毎日の動きを見ながらデイトレを中心に見ていこうと思います。
デイトレでは、いまのところ、ドルストレートのドル高方向への調整を短期中期でやることないか見ておこうと思います。筆頭候補になるのはEURUSDですが、これは先週の玉をまだ持っているのでチャートを切りませんでした。残りは、NZDUSDくらい見るかな、という感じ。ただしこいつは、足元がややこしい。
このほか、次点以下になりますが、やや長めではEURGBPショートくらいですが、値幅が小さいのと、週足がややこしいエリア+右上がり20MAが近いのできれいに動けば見るかな、くらい。たぶん、ドルストレートの短期中期を見て、こっちはさわらず終わると思います。先週のNZDCHFと同じですね笑
ということで、今週はチャートアップはなし。本来なら、EURUSDの短期中期のチャートを上げていたと思います。
4.指標・イベント等
上にも書きましたが、今週、最も注目されているのは、今日(日曜)まで行われている米中貿易交渉。週が明ける頃には、どうなったか分かりそうですね。このほか、火曜に米国CPIが大きなところ。
2025 5 11
結婚式に顔合わせ(婚約食事会)・結納、引っ越し、入籍、ハネムーン出発……。これらをより良い日に行いたい人のためのお日柄カレンダー。大安、仏滅で知られる「六輝(六曜)」や、あらゆる角度から日々の吉凶を占った「選日」「暦注下段」など、さまざまな方法から見た2025年1~6月の「縁起のいい日」をCheck it out !



コメント