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レギュラー配信:
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【2025/5/19~5/23 YouTubeライブ配信予定一覧】

外為どっとコム 公式FX初心者ch
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お知らせ:FX初心者向けに12時からライブ解説を配信
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最新FX 為替ニュース生解説 2025年5月19日5月23日
米国の格下げは2023年にも株価下落の引き金を引いたことがある。フィッチが8月1日夕方に米国債の格付けを最上位の「AAA」から「AA+」へと下げた際には、米国債売りのきっかけを作り、長期金利の上昇が加速。ブルームバーグによると、10月19日のニューヨーク市場の終値では5%目前となる4.991%をつけ、格下げ前の4%程度から1%ポイントもの上昇となった。S&P500はこの長期金利上昇が重荷となって下落基調となり、10月27日には格下げ前々日につけた当時の最高値から10.28%安まで下落している。このため、今回のムーディーズによる格下げも金融市場にショックを走らせ、S&P500の下落基調につながるとの見通しも成り立ちそうだ。
レディーバードキャピタル代表、エコノミスト・グローバルストラテジスト。 トルコ・イスタンブール出身。16歳で国際生物学オリンピックの世 界チャンピオンに。97年に日本に留学。1年後に東京大学理科一類 に合格、東大工学部を卒業。その後同大学院で生命工学修士を取得。2006年野村証券入社、投資銀行部門、機関投資家営業部門に携わった。2016年から2024年まで複眼経済塾の塾頭を務めた。2024年にレディーバードキャピタルを設立し、代表に就任。現在エコノミストとして各種メディアやSNSで情報発信している。
ただ、S&P500はこのところの反発で割高感も感じられ、格下げのショックに反応しやすくなっていることも想定される。ブルームバーグによると、S&P500の水準と今後12か月の予想収益から算出される株価収益率(PER)は16日時点で22.7倍程度で、4月21日につけた19.5倍程度から、一気に上昇した。2020年以降の平均値(20.7倍程度)も超えており、S&P500の今後の見通しを暗くする材料といえそうだ。
アメリカの株式市場の上昇基調に冷や水がかかった。S&P500種株価指数の16日の終値は1週間前比で5.27%高。5営業日続伸で2月につけた最高値から3%安の水準にまで回復してきた。しかし16日の取引時間終了後、金融市場のムードは一転。格付け会社ムーディーズ・レーティングスが米国の信用格付けを1段階引き下げたと発表したことが要因となって、S&P500に関連づけられた先物商品が10分ほどで0.5%安となる急落に見舞われた。S&P500は2023年8月にフィッチ・レーティングスが米国債の格下げを発表した際に大きく下押しされており、今回も株式市場に格下げショックが走る可能性がある。一方、米国の株式市場には見通しへの楽観も根強く、半導体大手NVIDIA(エヌビディア)は週次16%超高と好調だ。とはいえ、S&P500はこのところの回復で割高感が急激に増しているという事情もあるだけに、今回の格下げはS&P500の今後の見通しにとって重荷となることが想定される。



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