[ユーロ米ドル]30％EU関税

前週にデギンドスECB総裁が1.2ドルを超えてくれば政策対応が難しくなるとの発言で7月1日に付けた高値1.1829が当面の高値として意識される。
米国との関税交渉が煮詰まる中で、12日にトランプ大統領はEUに対し30％関税を適用すると表明。週明けからユーロは波乱含みの展開が予想される。
これに対しEUによる報復関税を発動するようならユーロ下振れリスクは高まる。
ただ、欧州のインフレ懸念が依然として燻る中でECBの追加利下げ観測は後退。また、ドルの代替通貨としてのユーロ買いも根強いことから急落場面では押し目買いを入れたい。

今週のユーロドル予想レンジ： 1.1780～1.1600（61.8％）

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