
参考レート 95.96円 7/23 2:11
パラボリック 97.43円(実勢レートが上回れば買い・下回れば売り示唆)
移動平均線・MA(各レベルで短期が長期を上回れば買い・下回れば売り示唆)
5日移動平均線 96.38円(前営業日96.58円)
21日移動平均線 95.54円(前営業日95.47円)
90日移動平均線 93.39円(前営業日93.38円)
200日移動平均線 95.70円(前営業日95.72円)
RSI[相体力指数・14日]
55.51% (売られすぎ目安30%・買われすぎ目安70%)
ボリンジャーバンド(買われすぎ・売られすぎ水準目安 周期20日)
2σシグマ[標準偏差]上限 97.46円
2σシグマ[標準偏差]下限 93.77円
MACD指数平滑移動平均・収束拡散指標
MACD[12、26] 0.65 vs 0.68 MACDシグナル[かい離幅-0.03]
(MACDがシグナルを上回れば買い・下回れば売り示唆。かい離幅も反発・反落の目安)
注;テクニカル指標の解釈の説明は一般例のひとつで、同一の指標でも上記以外に様々な判断基準があります。
(越後)
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
テクニカルの面では今週もドル円の下値トライを意識したい
次に注目したいテクニカルラインが、今の上昇トレンドを象徴しているサポートラインである。このラインは今週、23年1月安値と24年7月高値のフィボナッチ・リトレースメント38.2%の水準148.68レベルと交錯する。
下落継続で節目の140.00下方ブレイクなら138.00が視野に 日足のMACD、DMIそしてADXはいずれもドル円(USD/JPY)が弱気地合いにあることを示唆している。一目均衡表は三役逆転にある。週足では13週線と52週線がデッドクロスへ転じ、2023年以降の上昇トレンドを象徴するサポートラインを完全に下方ブレイクする状況にある(下の週足チャート、赤ゾーンを参照)。テクニカルの面では今週もドル円の下値トライを意識したい。
豪州の年内利下げの推測が浮上している以上、油断できないだろう。テクニカルの視点では、早期80円心理大台の回復なしでは、年初のフラッシュ・クラッシュに対する反動はすでに一服したか、これから一服される見通し。
年初からの切り返しをメイン変動と見なす場合でも、何等かの形でスピード調整を図る公算が大きいから、目先円売り継続でも一旦テクニカル的な限界を探る段階である。
日足の一目転換線が145.00手前で推移している(4月18日時点で144.95レベル)。このテクニカルラインの突破はドル円の145円台への上昇、および今週の予想レンジ上限145.30レベルをトライする重要なシグナルとなろう。
日銀イベントが円高の要因となり、下で述べる米連邦公開市場委員会(FOMC)が米ドル安の要因となる場合は、ドル円の下落幅が拡大することで、早くも上2つのテクニカルラインをトライする可能性が高まるだろう。
ドル円の反発局面で最初に注目したいのが、レジスタンスラインへ転換する兆しが見られる143.00レベルの突破である。ドル円がしっかりと143円台へ上昇する場合は、10日線(21日現在143.60レベル)とフィボナッチ・リトレースメント23.6%の水準143.88レベルの攻防を想定したい。これらテクニカルラインの突破は、ドル円が144円台の攻防へシフトするサインとなろう。


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