日経平均 一時1200円超値上がり

日経平均株価は大きく値上がりしました。上げ幅は一時1200円を超え、今年の取引時間中の最高値を更新しました。

これを受け日経平均は取引開始直後から大きく上昇し、4万円台を回復しています。上げ幅は一時、1000円を超えました。

毎日新聞デジタルは23日、「石破茂首相は23日、自民党が8月にまとめる参院選の総括を踏まえ、同月までに退陣を表明する意向を固め、周辺に伝えた」と報じた。政治情勢を巡る不透明感が和らぐとの見方から午前の取引終了にかけて日経平均は一段高となった。

23日の東京株式市場で日経平均株価は反発で始まった。始値は前日比414円26銭高の4万0189円18銭。上げ幅はその後、500円を超えた。トランプ米大統領は22日、自身のSNSで日本と関税交渉で合意したと発表し、相互関税を25%から15%に引き下げる方針を明らかにした。米関税政策を巡る不透明感の後退を好感した買いが先行している。

２３日の東京株式市場で、日経平均株価（２２５種）は一時、前日終値に比べて１３００円超上昇した。午前の終値は、前日終値比１２７８円５２銭高の４万１０５３円４４銭だった。取引時間中に４万１０００円台を回復するのは昨年７月以来、約１年ぶりとなる。

“関税合意”日経平均一時1200円超上昇「このタイミングはサプライズ」