フードバンク危機 寄付は年減少
子ども食堂の多くは、食品の寄付を募り食事を提供しています。そのため、食品を子ども食堂の運営団体に送って支援する方法もあるのです。ただし、送る際は賞味期限に注意しましょう。賞味期限がギリギリの食品は、到着する前もしくは食事として提供する前に賞味期限が切れ、子ども食堂側で廃棄せざるを得ない場合もあります。
公明党県議団はこのほど、県庁内で開催された「フードドライブ」イベントを視察した。県が年2回主催し、県庁1階ロビーに食品回収ボックスを設け、賞味期限まで1カ月以上ある家庭で余った食品(生鮮食品やアルコール飲料などを除く)の寄付を募る。
2。この冬の寒空の下、野良猫ちゃんが私の家の周りをうろうろしています。しかも、白・灰色、黒、三毛など数匹います。野良猫に餌はやるな、という考え方もありますが、犬や猫は人間の愛玩動物として創られたものですから、野良になってしまったのは人間の責任放棄によるものです。猫にも喜怒哀楽の感情はありますし、「命」ですので、猫にもフードバンク(私費からです)をします。寝床も用意しましたが、使いませんね。どこかに寝床はあるようです。そういえば、先日、テレビで動物の餌の購入費が福島県は日本一だと報道していました。驚きでした。
2021年3月3日付けで「一般社団法人フードバンク二本松」を設立いたしました。これまでも皆様には福島やさい畑在職中から多大なご支援を頂き、そのお陰で活動が成り立っておりました。心より感謝申し上げます。
森永乳業㈱福島支店では、会社のSDGsの取り組みとして、フードバンク二本松への食料支援を数年前から始めてくださっていました。
東北のフードバンクの集まりでは、月に何千トンもの食糧を何千人に配布した、と報告する団体もあります。その報告を横目に、私は困窮者を訪問して生活状況を把握しているので、やっぱり3回でやめるわけにはいかないと、一人密かに思うのです。大勢を支援できませんが、出会った一人を大切にしたいのです。
フードドライブは買いすぎや贈答品が余ってしまったなど家庭で余っている食べ物を学校や施設に持ち寄り、地域の福祉団体やフードバンクなどに寄贈する活動です。 缶詰やお米、お餅、乾物、飲料、お菓子など様々なものを寄付できますが、集める食品の条件もあるので注意してください。 また住んでいる地域の自治体がこの活動を行っているか、調べておくことも大切です。
森永乳業さんは、そのプレゼンにおいて何度もフードバンク二本松を連呼してPRしてきましたよ、と嬉しいご報告をしてくださいました。
2019年には食品ロス削減推進法が施行され、国の基本的施策としてフードバンクを支援することが決まりました。食品を提供する企業に税制優遇策が設けられているほか、新型コロナウイルス感染拡大で学校の休校が相次いだ2019年には、給食で利用できなかった未利用食品をフードバンクに提供する際の経費を支援しています。
買いすぎや贈答品が余ってしまい、食べきれない場合には後述する「フードドライブ」への寄付やおすそ分けをすることを検討しましょう。 せっかく買ったのに、もらったのにと思っていても消費しきれず捨ててしまうのでは、元も子もありません。 親戚や近所におすそ分けをすることでそれらを有効に消費してもらえるのであれば、余りものをそのままにせず、こちらも積極的に行っていく必要があります。
今年は、夏にたまたま無駄な税金の支払いを止めようという考えから法人解散をした後、秋には思いがけず賃貸していた倉庫兼事務所の家の立ち退き要求に至り、大きな変化をしたフードバンク二本松でした。
食料の無償提供に留まらず、その先の支援にどうつなげていくかを考える必要があります。フードバンクを生活相談や社会保障への入口として位置づけることが重要で、生活困窮者のみに対する一時的な食料支援ではなく、利用者が最終的に自立することが大切です。
子ども食堂によっては、直接持ち込みできる場合もあります。また「フードドライブ」といって特定の場所で食材の寄付を集める活動をしている場合も。こうした手段で食材を寄付すれば、子ども食堂の運営者と直接交流することができるかもしれません。
フードバンク活動も少しずつ知られるようになり、当法人のある二本松市でも近隣の方が食品を少しずつ提供してくださるようになったことはとても嬉しく思います。国の方針としても、食品ロスの量を平成12年から令和12年の30年間で半減させる(273トンに)ことを目標に定めました。
フードバンクは、安全に食べられる食品を廃棄することを防ぎ、必要な人が無料で食品を受け取ることができるため、企業だけでなく個人、環境にも優しい取り組みと言えます。


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