[ユーロ米ドル]米EU関税合意でもユーロ売り

米国との関税協議が15％で合意したことから週明け東京市場早朝にユーロは1.1770まで買われて始まった。しかし欧州市場が始まるとユーロ売りが先行。協議内容がまだ不透明感があるものの一先ず貿易戦争が回避されたのにここまで下落するとは想定外。ただ、EUは米国に対し7500億ドルの投資を約束したことがドル買いを促したとも考えられる。
また、明日のFOMC会合を控えたポジション調整が入ったとすれば、FRBが利下げに前向きな姿勢が示されるようなら再びユーロは上昇に転じる可能性が高い。
上昇トレンドラインを割り込んだもののボリンジャーバンドの下限で下げ止まっており、騙しになる可能性もある。
FOMC会合の結果を見るまでは上昇トレンドの転換かどうかの判断はお預け。

ユーロドル予想レンジ： 1.1660（上昇トレンドライン）～1.1540（38.2％）

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