FX個人投資家動向「タカ派のパウエル砲でドル買い進行‼ドル円、一極集中‼」2025年7月31日

FX個人投資家動向「タカ派のパウエル砲でドル買い進行‼ドル円、一極集中‼」2025年7月31日
 

前日欧州時間から本日アジア時間のマーケット動向と個人資家動向をまとめました。市場参加者の動向を確認し、FX取引をする上での情報としてお役立てください。

FX投資家フローと市況

前日オープンから本日15時までのUSDJPYの値動き(ローソク足)と個人投資家動向です。(画面下のグラフは各時間帯の個人投資家の売買を表しており、青いバーが売数量、赤いバーが買数量です。)

30日、米7月ADP雇用統計および4-6月期の米GDP速報値が市場予想を上回り、米長期金利の上昇とともにドル買いが進み、ドル円は149.130円まで上昇した。注目されたFOMCでは、市場予想通り政策金利を4.25-4.50%で据え置くことを決定。声明では「純輸出の変動が引き続きデータに影響を及ぼしているものの、最近の指標は今年上期の経済活動の成長が緩やかになったことを示している」と指摘し、米経済への認識を下方修正した。

また、ウォラー理事とボウマン副議長が金利据え置きに反対票を投じ、約32年ぶりに理事2人が反対票を投じたことで、ドル売りで反応する場面も見られた。FOMC後の記者会見では、パウエルFRB議長が「経済は堅調な状況にある」「インフレ率は目標をやや上回っている」「インフレリスクへの対応として現在のスタンスは適切と認識」「9月のFOMCについては何も決定していない」などと発言。市場ではこれがタカ派的と受け止められ、ドル円は148.525円から149.527円まで上昇した。

本日のアジア時間序盤、日経平均が底堅く推移する中、日銀会合を控えてドル円は調整的な動きとなり、売りが先行した。注目された金融政策決定会合では、政策金利の据え置きが全会一致で決定された。日銀の展望では、2025~2027年のCPI予想が4月時点から引き上げられたことで利上げが意識され、ドル円は148.586円まで下落した。

取引金額

外為どっとコムのFX取引サービス「外貨ネクストネオ」の取引を円換算した取引金額です。

市場シェア上位

外為どっとコムのFX取引サービス「外貨ネクストネオ」取り扱い通貨30通貨ペアの内、取引量が多かった上位10位です。

ポジション金額

外為どっとコムのFX取引サービス「外貨ネクストネオ」ポジションの円換算金額です。(青いバーが売建玉、赤いバーが買建玉です。)

ポジション増減

外為どっとコムのFX取引サービス「外貨ネクストネオ」主要通貨ペアのポジション増減(前日比)です。

外為どっとコムの取引サービス「外貨ネクストネオ」での取引データを元に作成しています。

 
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