[米ドル円]200MA上抜け

日銀の展望レポートでは２５年物価見通しを大幅に引き上げたことでドル円は１４８円６０銭まで下落。しかし植田総裁が物価見通しだけで政策は左右されないと発言したことで早期利上げに慎重と受け止められ円は全面安。欧州市場で強いレジスタンスとみられていた２００日MAが位置する１４０円後半を上抜けてきた。
NY時間に発表された米PCEデフレーターや雇用コスト指数が予想を上回ると今度はドルが全面高となりこれまでの円ロングポジションの巻き戻しも入り１５０円８３銭まで上昇。
月間で見ると８円余り上昇。日米金融政策による金利差拡大への思惑が後退したことが背景にある。
ただし円安が進みすぎると日本の物価上昇や輸出を拡大させる要因となり米国からの圧力が入りかねない。また、日銀の早期利上げに繋がることからそろそろ上値も上限に近づいているとみている。

ドル円予想レンジ： 151円60銭（61.8％）～150円00銭

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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テーマ:FX(外国為替証拠金取引) – ジャンル:株式・投資・マネー