予備校合格実績水増し カラクリ
予備校や塾の合格者数の公表をどう思いますか?
「大学進学率=実績」ととらえるケースがあります。 大学進学率とは、その予備校に通っていた浪人生がどのくらいの割合で大学に進学したか?という数字です。 「大学進学率100%!!」と謳っていたら、その予備校に入った生徒は全員、どこかしらの大学には合格しているということです。
実際に東大を目指している人が、東大合格者数が多い予備校を選ぶ気持ちはまだ分かります。
一方、合格実績の数字の出し方を厳格化すべきなのではないか、とするのが東進ハイスクールだ。担当者によると、合格者数に、正規の塾生だけでなく1講座だけ受講するいわゆる講習生も含んでいる予備校もあると指摘。東進では「塾生に限っている」としたうえで「厳正な基準で各社が出せばいいかげんなものにはなりえない」としていた。
また、予備校によって合格実績に計上する基準が異なっているケースもあるという。
東大合格者を出している予備校はほかにも多くあるため、予備校の東大合格者実績の総計はもっと多くなるとみられる。
大学に通うための受験。 その受験を乗り越えるための予備校を選ぶだけとは言え、様々なチェックポイントがあるでしょう。 なかでも、「難関大学や有名大学に何人合格したか?」という実績についてチェックしている人も多いのではないでしょうか?
そこで今回は予備校が公開している合格実績、特に合格者数について、分かりやすく解説していきます。
2月頃から、大学受験生たちの中にはもう1年の浪人を決めて、春から通う予備校を探し始める人が増えてきます。 予備校を探すうえでどういうポイントを重視すべきでしょう?
なぜ、こんなことが起きるのか。予備校の場合は、科目ごとに受講する学校を変えるなど、かけもちすることが可能だ。例えば、英語はA予備校、数学はB予備校といった具合に複数校へ通っている受験生もいるため、合格実績も複数校で計上されることはあるという。
合格者数の発表を取りやめることを発表したのは駿台予備学校(駿台)を運営する駿河台学園(東京)。合格者数は「塾や予備校にとって信頼や実績の象徴」としながらも、主要な塾や予備校の合格者数の合計が東大の一般選抜前期日程の合格者を上回り、信頼性が形骸化していると説明した。
では、上記の比較表で紹介した大手予備校よりおすすめの塾を紹介します。
こうしたことは予備校の担当者たちも十分把握しており、合格実績について河合塾の担当者は「われわれにとって十分以上の意味があること」とこれまで通りの対応を続けるとしていた。
予備校の実績と聞いて、あなたは何を思い浮かべますか? 「大学への進学率」「有名大学の合格者の数」色々ありますよね。 それぞれの意味合いについて確認してみましょう。
実際に7年度の大手予備校の東大合格者実績をみても、駿台(1351人)、河合塾(1174人)、東進ハイスクール(815人)。この3社の東大合格者数実績を合計しただけでも、3340人と実際の東大合格者の2997人を上回る。


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