ポケカ騒動 店で目撃した大量注文
その状況に、「前店長はポケカの転売に手を染めていたようです」と語る太田さん。その趣味は商品発注にも影響を及ぼし、ポケカや「一番くじ」といった商品を大量に仕入れるようになったという。
クルー歴4年目のアルバイトマネージャーという投稿者は、ENCOUNTの取材に「当日9日は私も勤務しており、在庫確認の電話が相次いでいました。SNS上でトラブルに関する投稿も多く、中には店舗にクレームを入れてくる人もいると思い、クレーム先を多くの方に知っていただきたく投稿しました」と投稿の意図を説明。店員による横流しを疑う投稿については「今回のポケモンカードを含め、ハッピーセット自体は数日前から店舗内に搬入されているため、残念ながらクルーによる転売も可能だと断言できます」と見解を寄せる。
しかし、残されたポケカの状態には不可解な点があった。
それは数ヶ月前のこと。退職した店長が店に残した大量のポケモンカード(ポケカ)をめぐり、本部をも巻き込む騒動へと発展したという。太田さんによれば、前店長は40代男性で、勤務態度に問題が多かったそう。
この騒動の後、あの日ポケカを販売した夜勤のスタッフは「もう二度とポケカは見たくない」と意気消沈しているという。しかし店では、現在もポケカの取り扱いは続いている。
2月に「星のカービィ」、5月に「ちいかわ」「Minecraft(マインクラフト)」コラボが騒動に 日本マクドナルドは9日、同日から3日間限定で予定していたハッピーセット「ポケモン」購入者への「ポケモンカード」の限定配布について、多くの店舗で配布を終了したと発表。「早期の配布終了により、楽しみにしてくださっていたお客様のご期待にお応えできなかったことを心よりお詫び申し上げます」と謝罪した。ネット上では、個人での大量購入や、景品のカードのみ抜き取られた食品が大量に廃棄された様子が多数報告されており、横行する大量転売に批判が殺到。一向に改善が見られないマクドナルドの対応にも疑問の声が上がっている。
ポケモンカードのユーザーとして、このような状況やトラブルをどう見ているのか。
前店長が辞めてしばらく経った頃、店舗には大量のポケカが「未開封で、色々な種類が混じっておよそ350パックくらい」残されていたという。つまりBOXが10箱以上だ。
ただ、店員が言う、“予約しません、未定です”と言うのはまったく信用できないのをみんな知っています。現にこの騒動の前に自分が、ワンピースカードゲームのスタートデッキを予約しに行った際、他のヨドバシでは朝イチで予約開始していた店もあるなか、梅田店の店員に当日11時頃聞いたところ、“予約はしていません。未定です”と言われ、それを信じて、梅田店では予約しないのかなと帰宅した途端、当日の14時から予約受付していました。
前店長は、当時店にいた学生アルバイトからポケカの存在を知り、急速にのめり込んでいった。ポケカの拡張パックは種類にもよるが基本的に1パック5枚入りで税込み180円。30パック入りのBOXが5400円だ。その中に含まれるが出現率の低いレアカードは、ファンの間で高値で取引されている。


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