高金利通貨の状況を動画で解説
動画配信期間:公開日から2週間
高金利通貨「メキシコペソ・南アフリカランド・トルコリラ」の状況をギュッと要約
全体状況
– 8月1日のアメリカ雇用統計ショックで一時的に円買いが進んだが、その後は他通貨が値戻し
– 南アフリカランドが8月以降最強の通貨となり、メキシコペソも5-6位と健闘
– トルコリラは弱いものの、スワップ金利が為替差損を上回る状況
今後の展望
– メキシコ:11月頃に関税交渉の行方が焦点
– 南アフリカ:秋のアメリカ免税措置終了への対応が重要
– 両国ともBRICS寄りの姿勢を強める可能性
– トルコ:現状維持で堅調推移
結論
高金利通貨は総じて堅調に推移している。特に南アフリカランドとメキシコペソは、アメリカの関税圧力に対して多角的な貿易関係構築で対抗しており、短期的には良好なパフォーマンスを維持する見込み。トルコリラも従来より改善し、スワップ投資としての魅力は継続。ただし、アメリカとの貿易摩擦の長期化により、これら新興国のBRICS傾斜が加速する可能性が高い。

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野村雅道 氏
FX湘南投資グループ代表 1979年東京大学教養学部を卒業後、東京銀行(現三菱UFJ銀行)入行。82年ニューヨーク支店にて国際投資業務(主に中南米融資)、外貨資金業務に従事。85年プラザ合意時には本店為替資金部でチーフディーラーを務める。 87年米系銀行へ転出。外資系銀行を経て欧州系銀行外国為替部市場部長。外国為替トレーディング業務ヴァイスプレジデントチーフディーラーとして活躍。 財務省、日銀および日銀政策委員会などの金融当局との関係が深く、テレビ・ラジオ・新聞などの国際経済のコメンテイターとして活躍中。為替を中心とした国際経済、日本経済の実践的な捉え方の講演会を全国的に行っている。現在、FX湘南投資グループ代表。
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高金利通貨の最新の動向を解説メキシコペソ 南アランドが堅調トルコリラはどこへ向かう 8月13日
現在は約7.5円で推移しています(2024年8月27日時点)。
メキシコペソ/円は2024年7月10時点で9.092円の高値を付けましたが、同年8月5日には7.072円まで下落。
高金利通貨は買い目線で、中長期保有を検討しましょう。
結論高金利通貨は総じて堅調に推移している。特に南アフリカランドとメキシコペソは、アメリカの関税圧力に対して多角的な貿易関係構築で対抗しており、短期的には良好なパフォーマンスを維持する見込み。トルコリラも従来より改善し、スワップ投資としての魅力は継続。ただし、アメリカとの貿易摩擦の長期化により、これら新興国のBRICS傾斜が加速する可能性が高い。
高金利通貨は以前ほど脆弱ではなくなった。特にメキシコペソは関税問題への対応力と経済の安定により最も有望。南アフリカランドは政治リスクがあるものの資源需要に支えられ、トルコリラは安定化が進んでいる。
高金利通貨は少ない資金で多くの通貨を保有できるのも強みですが、多くのポジションを持つとその分強制ロスカットが起こるリスクも高まります。
最大のリスクは円の異常な動きで、原油価格下落による円急騰時には注意が必要。ただし、原油価格が60ドル程度で安定すれば、高金利通貨への影響は限定的と予想される。
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