【見通し】ロンドン為替見通し=4-6月期の英国とユーロ圏のGDPに要注目か

【見通し】ロンドン為替見通し=4-6月期の英国とユーロ圏のGDPに要注目か

本日のロンドン為替市場のユーロドルは、4-6月期ユーロ圏GDP改定値を見極めながら、明日開催される米露首脳会談の関連ヘッドラインに警戒していくことになる。

 4-6月期ユーロ圏GDP改定値(予想:前期比+0.1%/前年比+1.4%)では、ユーロ圏の景況感悪化への警戒感が高まりつつあることで、下方修正に警戒しておきたい。

 4-6月期英GDP速報値(予想:前期比+0.1%/前年比+1.0%)では、過去の数字ではあるものの、先日のイングランド銀行金融政策委員会(MPC)での5対4でのタカ派的利下げの決着を見極めることになる。

 昨日は、15日にアラスカで開催予定のトランプ米大統領とプーチン露大統領によるウクライナ戦争の停戦を巡る米露首脳会談の前哨戦となる欧米首脳会合が開催された。

 マクロン仏大統領は「ウクライナの領土を巡る本格的な議論はなかった」と述べていたものの、メルツ独首相は「米露会談では重要な決定もあり得る」と述べており、予断を許さない状況となっている。

 トランプ米大統領は、プーチン露大統領に対して、ロシアが制圧したウクライナ領の一部を返還することで、「領土の交換」を停戦交渉の焦点とする考えを示している。

 しかし、プーチン露大統領は「完全な停戦」に応じる条件として、ロシアに対する制裁の解除やウクライナが東部ドンバス地方(ドネツク、ルハンスク両州)から軍を撤退させることを求めている。

 プーチン露大統領が最終的に目指しているものは、ウクライナの非軍事化と支配権の確保、北大西洋条約機構(NATO)による干渉を受けずに欧州でのロシアの勢力圏を米国に認めさせることであり、今回の米露首脳会談では、トランプ米政権側の準備不足が窺える。

想定レンジ上限

・ユーロドル:1.1789ドル(7/24高値)

・ユーロ円:173.02円(8/13高値)

・ポンドドル:1.3681ドル(7/4高値)

・ポンド円:200.28円(8/13高値)

想定レンジ下限

・ユーロドル:1.1629ドル(日足一目均衡表・転換線)

・ユーロ円:170.62円(8/6安値)

・ポンドドル:1.3420ドル(日足一目均衡表・転換線)

・ポンド円:197.66円(日足一目均衡表・転換線)

(山下)

・提供 DZHフィナンシャルリサーチ

[紹介元] 外為どっとコム マネ育チャンネル 【見通し】ロンドン為替見通し=4-6月期の英国とユーロ圏のGDPに要注目か

見通し ロンドン為替見通し46月期の英国とユーロ圏のGDPに要注目か

このように、ロンドンフィキシングの前後にも、ゴトー日アノマリーのような特徴的な動きを狙ったトレードが可能な通貨ペアは存在するということがわかったので、興味のある人はぜひ挑戦してみてください。

本日のロンドン為替市場では、複数の経済指標を確かめながらの取引となる。ただし、ニューヨーク午後に米連邦公開市場委員会(FOMC)やパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の定例会見が控えているということもあり、指標結果を確認した後はイベント待ちという雰囲気が漂いそうだ。

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