早場米が高値 背景にJAの概算金
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早場米が高値 背景にJAの概算金
福岡県のコメの卸売会社には7月末に宮崎県の早場米が入荷し、現在、精米作業が行われています。宮崎県産の新米は100トン以上入荷する見通しで、福岡県内の小売店に向けて出荷も始まっています。関係者によりますと、宮崎県ではことし、JAが農家に前払いする「概算金」が去年よりも60キロあたり1万円以上高い、3万円ほどになるということで、新米の店頭での販売価格は去年より1600円ほど高い5キロあたり4000円台になるのではないかとみられています。
秋に本格的に流通を始める2024年産の新米が、値上がりする見通しとなった。九州地方で、7月に収穫する「早場米」の出荷価格が前年比4〜5割高くなった。流通している23年産のコメが不足していることを反映している。今後、順次収穫を迎える地域の出荷価格の参考指標となるため、全国的に新米は高値で取引されそうだ。
各地で早場米の収穫が進んでいます。ことしはJAがコメを集荷する際、農家に前払いする「概算金」が去年より高いケースが相次いでいるため、新米の販売価格も上がるのではないかという見方が広がっています。各地で、また専門家に、現時点の新米価格の見通しを取材しました。
九州や四国などで早場米の出荷が始まり、スーパーの店頭では5キロで4000~5000円の高値で販売されている。2025年産のコメを巡っては高温障害などが心配され、想定通りの収穫量が確保できるか、懸念が出ている。その一方、農業協同組合(JA)が農家に売り上げの一部を前払いする「概算金」(仮払金)は大幅な増額が相次いでおり、コメの高値は続きそうだ。


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