
金(ゴールド)CFD(外為どっとコムの取引口座「CFDネクスト」の銘柄名:金スポット)について、昨日の振り返りと現在のポイントについて短時間で確認できるようまとめました。
金(ゴールド)市場の値動き まとめ
COMEX(ニューヨーク商品取引所)の金先物12月限は前週末から1.00ドル(0.03%)値下がりし、1オンス当たり3417.50ドルで取引を終了しました。
米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長の発言を消化した後、市場の関心は29日に米商務省が発表する7月個人消費支出物価指数(PCEデフレーター)に移っています。インフレ動向や米金利見通しを見極めたいとの思惑から、金相場は前週末の終値を挟んで方向感に欠ける展開となりました。
外国為替市場ではドル売り・ユーロ買いの巻き戻しが進み、ドル建てで取引される金に割高感が生じたことで、相場は小幅に下押しされました。
最新の金(ゴールド)CFD チャート
30分足チャート

日足チャート

「CFDネクスト」での金(ゴールド)スポット価格について、テクニカル分析では単純移動平均線(10日)が上向きとなる中、価格は移動平均線よりやや上に位置している。相場の過熱感をはかるRSIは、50付近で推移している。
※リアルタイムの価格はこちらから確認できます。
金スポット 株価指数・商品CFDチャート│はじめてのFXなら外為どっとコム
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『CFDネクスト』においてスプレッド実績は「日本N225」では42%縮小し2.9(提示率は最も高く99.95%)、「WTI原油」では13%縮小し0.026(提示率は99.88%)となりました🌟
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金(ゴールド)の上昇・下落変動要因
上昇要因
インフレの期待:物価上昇の予測が強まると、金を価値保存手段として買う動きが強まる。
経済的不安定性:経済危機や金融市場の不安定時には、安全資産としての金への需要が高まる。
実質金利の低下:金利がインフレ率を下回ると、金への投資が魅力的になる。
通貨価値の低下:特に米ドルが弱まると、金価格は上昇する傾向がある。
地政学的緊張:紛争や政治的不安が高まると、リスク回避のため金への投資が増える。
中央銀行による購入:中央銀行が金を買い増すと、供給が減り価格が上昇する。
下落要因
インフレ率の安定または減少:物価上昇の懸念が和らぐと、金への投資需要が減少する。
経済的安定:経済が安定し、リスク資産への投資が増えると、金への需要が減る。
実質金利の上昇:金利がインフレ率を上回ると、金に対する魅力が減少する。
通貨価値の強化:特に米ドルが強まると、金価格は下落する傾向がある。
地政学的緊張の緩和:地政学的リスクが減少すると、金へのリスク回避需要が落ちる。
中央銀行による売却:中央銀行が金を市場に売り出すと、供給が増え価格が下がる。
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まさに「有事の金」が注目されている状況といえます
例えば、数年から数十年におよぶ場合がある長期的なプロジェクトである資産形成に金(ゴールド)を用いる場合は、後者に当てはまります。
ニューエッジ・グループ(ニューヨーク)のブローカー、トーマ ス・キャパルボ氏は電話インタビューで、「現時点では金投資への関心 があまり高くなく、ウクライナの状況も落ち着いている」と指摘。「景 気に関して慎重ながらも楽観的な見方が強まっており、マネーは株式に 流れている」と述べた。
同時に、世界全体における米ドルの信認低下・価値希薄化懸念が生じ、金(ゴールド)の代替通貨としての存在感を高めました。
保護主義は「全員負け」のシナリオ 読むジャクソンホールでのパウエル講演後、金急騰だが。。。
【徹底比較】金、プラチナ、銀、銅…それぞれの魅力は?
「日本での買取価格」という点で金の価値を考える場合、金そのものの価値のほかにも意識しなければならない要素があります。それが、為替の変動です。
2020年4月現在、世界は新型コロナウイルスの脅威にさられています。この“コロナ・ショック”を受け、“安全資産”と謳われる金に着目する投資家が急増。同年3月の国際価格は1,691ドル/1TOZまで高騰し、その勢いは止まることを知りません。まさに「有事の金」が注目されている状況といえます。
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金の買取・売却をお考えの方はこまめな相場チェックが必要です。
仮に、伝統的有事が後退したり、株価指数やドルが上昇したりして、金(ゴールド)相場が下落したとしても、その下落は短期的なものにとどまると、考えています。
投資情報系サイトでは、投資対象としての金の魅力について中心的に語られていますが、金の急落リスクについての情報はあまりありません。特に最近は、新型コロナウイルスの感染拡大、地政学リスク、ロシアとウクライナの出口の見えない戦争、2025年トランプ政権の施策に伴う経済不安、イランとイスラエルの軍事衝突などにともない金やプラチナ、パラジウムの相場が乱高下しています。
ニューヨーク金先物相場は小幅に続落した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)で取引の中心である12月物は前日比0.6ドル安の1トロイオンス3382.6ドルで取引を終えた。米長期金利が上昇し、金利の付かない金の先物の投資妙味が薄れるとみた売りが出た。
ドル建ての金相場が急落している場合も、その下がり幅が円建ての場合と一致しているとは限りません。最終的な価値判断は円建てで行う必要があります。
実際、2024年後半からアメリカのFRB(連邦準備制度理事会)は利上げを慎重に継続しており、日本も2025年春にかけて長期金利の上昇が話題になっています。金利上昇局面では、金価格に下押し圧力がかかる傾向があるため注意が必要です。
中央銀行や非伝統的有事に注目して金(ゴールド)投資を行う場合、おのずとその取引は中長期あるいは超長期の時間軸を想定することになります。この場合、投資商品は金(ゴールド)関連のETF・個別株(長期投資を前提とする)、投資信託、純金積立といった、長期投資を行う仕組みがある商品がなじみやすくなります。



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