ドル円、今週末の米雇用統計はいつも以上に注目度が高い!先月は衝撃的な結果となったが今月は…(トレードアイディア)2025年9月1日 FX/為替

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ドル円、今週末の米雇用統計はいつも以上に注目度が高い!先月は衝撃的な結果となったが今月は…(トレードアイディア)2025年9月1日 FX/為替

マット今井のFXトレードアイディア

先週1週間は、決め手になる材料がなかったことから、狭いレンジでの推移に終始しました。その動きは、今週も続くと思います。注目は金曜日に発表される米雇用統計8月分です。前回の7月分は、非農業部門就業者数の増減が予想を下回り、更に過去2か月が大幅に下方修正されたことで、マーケットに衝撃が走りました。トランプ大統領は、この結果がフェイクだと言って担当者を解任してしまったほどです。そのため、以前にも増して注目度が上がっています。市場の事前予想は失業率は4.3%、非農業部門就業者数は前月比7万人の増加、平均時給は年率で3.7%の増加となっています。雇用統計の結果次第で大きく動く可能性はありますが、それ以外は小動きとなると予想しています。今週のドル円の予想レンジは146.30-148.30円です。

【ドル/円(USD/JPY) 日足チャート】

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株式会社マットキャピタルマネージメント 代表取締役
今井雅人
1962年生まれ、岐阜県下呂市出身。上智大学卒業後、1985年に三和銀行入行、1987年よりディーリングの世界に入る。1989年から5年間シカゴに赴任、その間多くの著名トレーダーと出会う。日本に戻ってからは為替部門に従事。2004年3月までUFJ銀行の為替部門の統括次長兼チーフディーラーを勤めていたが、同年4月に独立。内外の投資家にも太いパイプを持ち、業界を代表するトレーダーとして活躍するが、2009年8月第45回衆議院選挙に立候補し、初当選。現在は、経済アナリスト活動など多忙な毎日を送る。元東京外為市場委員会委員、東京フォレックスクラブ理事歴任。株式会社マットキャピタルマネージメント代表取締役。

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ドル円 今週末の米雇用統計はいつも以上に注目度が高い先月は衝撃的な結果となったが今月は トレードアイディア

一方、11月の米連邦公開市場委員会(FOMC)で追加の利下げが意識されているにも関わらず、外為市場では米ドル高優勢の状況にある。このタイミングでアメリカ大統領選挙が米ドル高の要因となれば、今週のドル円(USD/JPY)の焦点は、新たな上値水準の見極めとなろう。

ドル円が156円台へ上昇するきっかけとなり得るのが、上で述べた「トリプルレッド」となろう。

その候補として注目したいのが、155.00レベルである。IG為替レポートで注目しているフィボナッチ・リトレースメント61.8%の水準153.30レベルの突破は、ドル円が154円を目指すシグナルとなろう(下のチャート、黒矢印を参照)。このテクニカルラインのサポート転換、そして154円台への上昇はいずれも、ドル円が155.00レベルをトライするサインと捉えたい。

ドル円が155.00の水準を完全に突破した後、反落の局面で155円台を維持する局面が見られる場合は、地合いの強さを市場参加者に印象付けよう。このケースでは、フィボナッチ・リトレースメント76.4%の水準156.52レベルを視野に上昇幅が拡大する展開を想定しておきたい。

今週、ドル円が下落するきっかけに得るのが、後編で述べる米議会の「ねじれ」と米連邦公開市場委員会(FOMC)である。

だが、日足のMACDはデッドクロスへ転じるムードにある(上のチャート、赤矢印を参照)。一方、RSIは買われ過ぎの水準付近ですでにデッドクロスの状況にある。MACDが明確にデッドクロスへ転じる場合は、10月雇用統計の時を同じく不意打ちのようなドル円の下落を警戒したい。このケースでは10日線のみならず、21日線をも下方ブレイクする展開を想定しておきたい。

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