静岡県 ファン「聖地巡礼」に商機

静岡県内で映画やアニメを活用して街おこしにつなげようという動きが相次いでいる。静岡市清水区を舞台にした青春小説「ハルチカ」の実写版上映を4日に控え、市などは特別展示で機運を盛り上げる。熱心なファンが作品の舞台となった場所を訪ねる「聖地巡礼」が盛んになる中、新たな観光客層を呼び寄せる策として注目を集めそうだ。

令和6年度の「ゆるキャン△」と静岡県のコラボレーションスタンプラリーは、2024年10月11日から2025年2月28日までの期間で実施されました。県内全域に40箇所のスタンプスポットが設けられ、参加者は静岡県の公式観光アプリ「TIPS」を使用してスタンプを集めました。参加者は合計で8,330人、総スタンプ取得数は89,321個にのぼりました。

「静岡県内聖地マップ完全版」をお届けしました。他地域版や新イベント追加のリクエストも歓迎です！

人気アニメ「ゆるキャン△」と静岡県との連携が、再び大きな成功を収めました。今回のスタンプラリーは、ファンの満足度を高めながら、約5億円という大きな経済効果を生み出すという、コンテンツツーリズムの理想的な形を示したと言えるでしょう。テレビシリーズ第4弾の制作も決定しており、今後も「ゆるキャン△」が静岡県の魅力を発信する起爆剤となることが期待されます。

参加者の半数以上から「静岡県の知らなかった観光地を知ることができた」との回答があり、スタンプラリーが、県内各地の魅力を知るきっかけになったようだ。