ユーロ円今週の予想「上値余地を探る動き。174円台に乗せて越週すれば一段の上昇へ。171円割れで終えた場合は下値リスクが点灯。」FXチャート分析 2025/9/8

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ユーロ円今週の予想「上値余地を探る動き。174円台に乗せて越週すれば一段の上昇へ。171円割れで終えた場合は下値リスクが点灯。」FXチャート分析 2025/9/8

【ユーロ円週間予想】堅調。174円台に乗せて越週すれば一段の上昇へ。171円割れで終えた場合は、下値リスクが点灯。

 直近の日足は値幅の小さい陰線引けとなり、続伸に繋げられずに終えています。石破首相辞任の報を受けて円売りスタートとなっていますが、173.80-90、174.20-30に強い上値抵抗が控えており、これらを全て上抜けて終えるまでは上値余地も拡がり難いと見られます。一方で下値を切り上げる流れに変化なく、171円を割り込んで終えない限り、下値余地も拡がり難い状態です。日足の上値抵抗は173.20-30,173.80-90,174.20-30にありますが、全てクリアして終えれば新たな上昇トレンド入りの可能性が高くなり、昨年7月に付けた175.42をクリアしつつ一段の上昇に繋がり易くなります。日足の下値抵抗は、172.50-60,172.00-10,171.60-70,171.00~171.20にありますが、全て切り崩して171円を割り込んで終えた場合は下値リスクが点灯して170.00前後の下値抵抗の強さを確認する動きへ。この場合でも168円を割り込んで終えない限り、調整下げの範囲内となります。21日移動平均線は172.18に位置しており、短期的な下値抵抗として働く可能性があります。また、120日、200日線は167.06と164.44に位置しており、中期トレンドをサポート中です。

 一方直近の週足は値幅の小さい陽線で切り返しており、上値余地を探る動きに繋げています。下値を切り上げる流れに変化が認められませんが、6週前の大陰線の影響を受けた状態にあり、この陰線の値幅(高値173.89)を上抜けて越週するまでは下値リスクにも注意が必要です。ユーロ、円ともに対ドルでやや強気の流れにあることから、ユーロ/円は急伸、急落にも繋がり難い状態ですが、174円台にしっかり乗せて越週した場合は新たな上昇エネルギーを得て一段の上昇に繋がり易くなります。逆に可能性がやや低い状態ですが、169円を割り込んで越週した場合は、今年2月に付けた安値154.80と5月に付けた直近安値161.09を結ぶサポートラインを下抜けて、下値余地が拡がり易くなります。この場合は中期的な下値抵抗ポイントである164~166円台まで下落余地が拡がり易くなります。今週の週足ベースで見た上値抵抗は173.40-50,173.80-90,174.00~174.20,175.40-50に、下値抵抗は172.00-10,171.10-20,160.80-90,169.00-10にあります。31週、62週移動平均線は165.45と164.10に位置しており、中・長期トレンドをサポートしています。

 今週の戦略は、ユーロ買いは172.40-50の押し目待ちとします。下値余地を172.00近辺まで見て置く必要があります。損切りは171.40で一旦撤退です。

 上値は、173.50-60,173.80-90,174.00~174.20に強い抵抗がありますが、全て上抜けて終えれば強い抵抗を上抜けた反動で、上値余地が拡がり易くなり、174.60-70,175.00-10,175.40-50にある抵抗をどこまでクリア出来るかトライする動きへ。下値は、172.40-50,172.00-10にやや強い抵抗が出来ており、下値余地が限られる展開が予想されますが、この下の171.70-80,171.50-60,171.00~171.20の抵抗を全て切り崩して終えた場合は、170.00前後にある日足、週足の下値抵抗の強さを確認する動きへ。下値抵抗は170.60-70,170.10-20,169.80-90,169.20-30にあります。可能性がまだ低いと見ますが、169円割れの越週か、日足が168円を割り込んで終えた場合は、調整下げの範囲内から逸脱して、下落幅拡大の可能性が生じます。

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ユーロ円今週の予想 上値余地を探る動き 174円台に乗せて越週すれば一段の上昇へ

直近の日足は値幅の小さい陰線引けとなり、続伸に繋げられずに終えています。石破首相辞任の報を受けて円売りスタートとなっていますが、173.80-90、174.20-30に強い上値抵抗が控えており、これらを全て上抜けて終えるまでは上値余地も拡がり難いと見られます。一方で下値を切り上げる流れに変化なく、171円を割り込んで終えない限り、下値余地も拡がり難い状態です。日足の上値抵抗は173.20-30,173.80-90,174.20-30にありますが、全てクリアして終えれば新たな上昇トレンド入りの可能性が高くなり、昨年7月に付けた175.42をクリアしつつ一段の上昇に繋がり易くなります。日足の下値抵抗は、172.50-60,172.00-10,171.60-70,171.00~171.20にありますが、全て切り崩して171円を割り込んで終えた場合は下値リスクが点灯して170.00前後の下値抵抗の強さを確認する動きへ。この場合でも168円を割り込んで終えない限り、調整下げの範囲内となります。21日移動平均線は172.18に位置しており、短期的な下値抵抗として働く可能性があります。また、120日、200日線は167.06と164.44に位置しており、中期トレンドをサポート中です。

ドル/円は、直近の日足が予想を下回る米雇用統計を受けてドル売りが優勢となり、陰線引けとなりました。147.00-10の日足の抵抗を実体ベースで守って終えており、反発に繋がる可能性を残していますが、148円台に強い上値抵抗が出来ており、これらをクリアし切れない可能性も高く、下値リスクがより高い状態です。但し、148円台の抵抗をクリアして149.10-20,149.60-70の抵抗を全て上抜けて終えれば、短期トレンドが変化して上値余地が拡がり易くなります。

日足の上値抵抗は148.10-20,148.40-50,149.10-20に、下値抵抗は147.00-10,146.60-70,146.00±10銭、145.50-60にあります。

一方直近の週足は値幅の小さい陽線で切り返しており、上値余地を探る動きに繋げています。下値を切り上げる流れに変化が認められませんが、6週前の大陰線の影響を受けた状態にあり、この陰線の値幅(高値173.89)を上抜けて越週するまでは下値リスクにも注意が必要です。ユーロ、円ともに対ドルでやや強気の流れにあることから、ユーロ/円は急伸、急落にも繋がり難い状態ですが、174円台にしっかり乗せて越週した場合は新たな上昇エネルギーを得て一段の上昇に繋がり易くなります。逆に可能性がやや低い状態ですが、169円を割り込んで越週した場合は、今年2月に付けた安値154.80と5月に付けた直近安値161.09を結ぶサポートラインを下抜けて、下値余地が拡がり易くなります。この場合は中期的な下値抵抗ポイントである164~166円台まで下落余地が拡がり易くなります。今週の週足ベースで見た上値抵抗は173.40-50,173.80-90,174.00~174.20,175.40-50に、下値抵抗は172.00-10,171.10-20,160.80-90,169.00-10にあります。31週、62週移動平均線は165.45と164.10に位置しており、中・長期トレンドをサポートしています。

さらにその下の172円序盤では、フィボナッチ 38.2% 戻し、一目均衡表 転換線、ボリンジャー20日ミッドバンド、移動平均線21 日、ピボットS2が集積し、心理的節目172.00と合わせて下値支持帯を形成。当面は、この価格帯が下値を支えそうだ。

上値は、173.50-60,173.80-90,174.00~174.20に強い抵抗がありますが、全て上抜けて終えれば強い抵抗を上抜けた反動で、上値余地が拡がり易くなり、174.60-70,175.00-10,175.40-50にある抵抗をどこまでクリア出来るかトライする動きへ。下値は、172.40-50,172.00-10にやや強い抵抗が出来ており、下値余地が限られる展開が予想されますが、この下の171.70-80,171.50-60,171.00~171.20の抵抗を全て切り崩して終えた場合は、170.00前後にある日足、週足の下値抵抗の強さを確認する動きへ。下値抵抗は170.60-70,170.10-20,169.80-90,169.20-30にあります。可能性がまだ低いと見ますが、169円割れの越週か、日足が168円を割り込んで終えた場合は、調整下げの範囲内から逸脱して、下落幅拡大の可能性が生じます。

今週の戦略は、ユーロ買いは172.40-50の押し目待ちとします。下値余地を172.00近辺まで見て置く必要があります。損切りは171.40で一旦撤退です。

さらに上の173円前半では、8月13日高値、ボリンジャー20日上限(+2σ)、ピボットR1、9月2日高値といったテクニカル節目が重なり上値抵抗帯を形成している。当面この付近では上値に重さが見られそうだ。

先週末6日早朝のユーロ円は、172.80付近で越週。

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