
「ドル/円」を中心に前日の振り返りと当日の見通しをギュッとまとめて動画配信しました。
執筆:外為どっとコム総合研究所 為替アナリスト 中村 勉
X(Twitter):@gaitamesk_naka
最新のマーケット情報まとめ
<ドル円相場に影響を与えた材料>
米8月PPIが市場予想を下回る
<ドル円は…>
一時147.09円前後まで下落も、買い戻される
<今日の注目材料>
米8月CPI
『最新のドル/円相場を解説』
経済指標・イベントの結果について
主要な経済指標・重要イベントの結果について、最新情報は外為どっとコムサイトの「経済指標カレンダー」で確認できます。
お知らせ:FX初心者向けに12時からライブ解説を配信
外為どっとコム総合研究所に所属する外国為替市場の研究員が、FX初心者向けに平日毎日12時ごろからライブ配信を行っています。前日の振り返り、今日の相場ポイントなどをわかりやすく解説しています。YouTubeの「外為どっとコム公式FX初心者ch」でご覧いただけます。
外為どっとコム総合研究所 情報企画部 為替アナリスト
中村 勉(なかむら・つとむ)
米国の大学で学び、帰国後に上田ハーロー(株)へ入社。 8年間カバーディーラーに従事し、顧客サービス開発にも携わる。 2021年10月から(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。 優れた英語力とカバーディーラー時代の経験を活かし、レポート、X(Twitter)を通してFX個人投資家向けの情報発信を担当している。
経済番組専門放送局ストックボイスTV『東京マーケットワイド』、ニッポン放送『飯田浩司のOK! Cozy up!』などレギュラー出演。マスメディアからの取材多数。
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今日のFX予想 米8月CPI次第では9月FOMCで大幅利下げ 2025
2025年8月の米国雇用統計は、米国の労働市場の減速を鮮明に示す結果となった。
広木:今日の日経平均は4万3,000円を挟んで推移しましたが、現状、株価は上昇しており、何かしらショックがない限り、大きく下落する可能性は低いと見ています。瞬間的に4万2,000円を割る可能性はありますが、そこから下がる材料はなかなか見当たらないのが事実だと思います。
2010年にゴールドプラザに入社し、千葉店の店長として3年間で月間売上の最高記録を達成。鑑定士としてのキャリアをしっかりと積み上げました。その後、集客の戦略構想やSNSを活用したPR活動をしながら、リサイクル業界への深い理解と経験を積みました。現在は貴金属の換金業務に従事し、金融相場や市場動向の分析を通して緻密な専門知識を深化させています。BSテレ東「なないろ日和」などに出演。
ゴールドプラザがご提供している貴金属の相場情報です。各金種の今日の1gあたりの金・貴金属相場に始まり直近3か月の金相場、過去5年間の各年の金・貴金属相場推移や考察をご用意しておりますのでお気軽にご利用くださいませ。
2024年、金(ゴールド)の相場は乱高下を繰り返しつつも基調は上昇傾向で、市場の構造変化により史上最高値を何度も更新しました。今回は2024年下半期の金価格変動を中心に振り返りながら、2025年における金相場の展望についてお話しさせていただきます。
米労働省(BLS)が9月5日に発表した2025年8月の雇用統計では、非農業部門(NFP)の就業者数は2.2万人増と、事前予想の+7.0万人を大幅に下回った。失業率は4.3%に上昇し、2021年以来の高水準に達した。時間当たりの平均賃金の伸びは前月比+0.3%、前年比では+3.7%と緩やかに推移している。
今日も一日、安全なトレードを心がけてくださいね! 何かご質問がございましたら、いつでもお気軽にお声かけください。
説明が難しいのですが、1億6,000万人という巨大な数字に対して、わずか数万人増えるかどうかの世界というのは、0.05パーセント程度の変化に過ぎません。0.5パーセントではなく、さらに一桁小さい0.05パーセントです。1パーセントの200分の1で、非常に小さな数字です。
令和7年8月の金相場は、米国の金融政策やトランプ政権の通商戦略、さらにはウクライナ情勢など複合的要因に揺さぶられる展開となった。月初は日銀が追加利上げを見送ったことで円安が進み、金価格は1g=17,400円台で反発。その後、米国の雇用統計の下振れや株安が波及し、一時は調整局面を迎えたが、FOMC内部での利下げ論議や米景気減速懸念が浮上すると、安全資産としての金需要が再び高まった。特に米ISM指数の悪化やFRB理事の利下げ主張などは金相場を押し上げ、17,500円台へ上昇した。一方、中旬以降はトランプ大統領による追加関税発動や金輸入関税の混乱、さらにBLS局長解任といった政治的リスクが市場を不安定化。インフレ再燃懸念から米金利が上昇すると金は下押しされたが、その後はFRBの利下げ観測が優勢となり下値は限定的だった。下旬には米ロ・米ウ首脳会談やNATO協議を巡る地政学的要因が重なり、一時17,200円台まで軟化したが、FRB議長講演で9月利下げの可能性が示されると再び買い戻しが入り、月末には17,600円台を回復した。総じて、米金融政策と通商政策の不透明さ、加えて地政学的リスクが交錯する中、金相場は1gあたり17,200~17,600円台のレンジで推移した。今後も利下げ時期や関税政策の行方が金価格を左右する主要テーマとなるだろう。
Davide Barbuscia covers macro investment and trading out of New York, with a focus on fixed income markets. Previously based in Dubai, where he was Reuters Chief Economics Correspondent for the Gulf region, he has written on a broad range of topics including Saudi Arabia’s efforts to diversify away from oil, Lebanon’s financial crisis, as well as scoops on corporate and sovereign debt deals and restructuring situations. Before joining Reuters in 2016 he worked as a journalist at Debtwire in London and had a stint in Johannesburg.



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