ユーロ円今週の予想「上値余地を探る動き。174円台に乗せて終えれば一段の上昇へ。」FXチャート分析 2025/9/15

ユーロ円今週の予想「上値余地を探る動き。174円台に乗せて終えれば一段の上昇へ。」FXチャート分析 2025/9/15

【ユーロ円週間予想】174円台に乗せて終えれば一段の上昇へ。171.50割れで終えた場合は下値リスクが点灯。

 直近の日足は陽線引けとなり小幅続伸しました。下値を切り上げつつ上値余地を探る動きが継続中ですが、173.70-80にやや強い上値抵抗が控えており、これをクリアして174円台に乗せて終えるまでは上値余地も拡がり難い状態です。一方で対ドルで“ユーロ強気”の流れを維持しており、ユーロ/円も急反落には繋がり難く、底堅い展開が予想されます。174円台に乗せて終えれば昨年7月に付けた175.42をトライする動きへ。逆に、172.00-10,171.50-60に強い下値抵抗がありますが、これらを下抜けて終えた場合は下値リスクがやや高くなります。171円を割り込んで終えた場合は、強い抵抗を下抜けた反動で169~170円台にある短期トレンドのサポートポイントを試す動きが強まり易くなります。日足の上値抵抗は173.70-80,174.00-10,174.20-30,174.80-90に、下値抵抗は173.00-10,172.50-60,172.00-10,171.50-60にあります。21日、120日、200日線は172.34,167.50,164.81に位置しており、短・中期トレンドをサポート中ですが、短期線と200日線の乖離が進んでおり、調整下げの動きが強まる可能性にも注意が必要でしょう。

 一方直近の週足は、前週末から上寄りのスタートとなりましたが、上値を追いきれずに実体の小さい陰線で終えています。この陰線の下ヒゲがやや長く、下値トライに失敗した形となったことや、172.00-10に週足ベースで見た強い下値抵抗があり、これを守って反発に転じていることから、今週も174円超えトライの動きが強まると見られますが、単体では強い上昇エネルギーを持ったものではないので、大幅続伸にも繋がり難いと見られます。但し174.20~174.40に今週の週足ベースで見た上値抵抗が控えていますが、これを上抜けて越週した場合は、昨年7月に付けた175.42をクリアしつつ、一段の上昇に繋がり易くなります。逆に、171.10-20に週足の下値抵抗がありますが、これを割り込んで越週した場合は下値リスクが点灯して調整下げ局面入りへ、169.30-40の抵抗を下抜けて越週した場合は、調整下げの範囲内から逸脱して、164~166円方向への新たな下落リスクが生じます。今週の週足ベースで見た上値抵抗は173.70-80,174.20~174.40,175.40-50に、下値抵抗は172.20-30,171.10-20,169.80~170.00、169.30-40にあります。31週、62週移動平均線は161.55と147.38に位置しており、中・長期トレンドは“ユーロ強気”の流れに変わりありません。

 今週の戦略は、ユーロ買いは172.50-60で押し目買い。損切りは171.80で一旦撤退です。売りは様子見か174.60に浅い損切りを置くなら174.00~174.20で軽く試し売り程度に。

 上値は、173.40-50に軽い抵抗が、173.70-80,174.00-10,174.20-30に強い抵抗がありますが、全て上抜けて終えれば上値余地がもう一段拡がり易くなり、174.80-90,175.00-10,175.40-50の抵抗をどこまでクリア出来るかトライする動きへ。下値は、173.00-10,172.70-80,172.40-50,172.10-20に強い抵抗が出来ており下値余地が限られる展開が予想されますが、これらを全て切り崩して171.50-60,171.10-20の抵抗を全て切り崩して終えた場合は、170.00前後の足元を固め直す動きが強まり易くなります。調整下げに留まるなら押しはこの辺りが限度となりますが、169円も割り込んで越週した場合は新たな下落リスクが生じて下落余地がさらに拡がり易くなります。

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[紹介元] 外為どっとコム マネ育チャンネル ユーロ円今週の予想「上値余地を探る動き。174円台に乗せて終えれば一段の上昇へ。」FXチャート分析 2025/9/15

ユーロ円今週の予想 上値余地を探る動き 174円台に乗せて終えれば一段の上昇へ

今週の戦略は、ユーロ買いは172.50-60で押し目買い。損切りは171.80で一旦撤退です。売りは様子見か174.60に浅い損切りを置くなら174.00~174.20で軽く試し売り程度に。

ドル/円、クロス/円、上値トライの動き。

上値は、173.50-60,173.80-90,174.00~174.20に強い抵抗がありますが、全て上抜けて終えれば強い抵抗を上抜けた反動で、上値余地が拡がり易くなり、174.60-70,175.00-10,175.40-50にある抵抗をどこまでクリア出来るかトライする動きへ。下値は、172.40-50,172.00-10にやや強い抵抗が出来ており、下値余地が限られる展開が予想されますが、この下の171.70-80,171.50-60,171.00~171.20の抵抗を全て切り崩して終えた場合は、170.00前後にある日足、週足の下値抵抗の強さを確認する動きへ。下値抵抗は170.60-70,170.10-20,169.80-90,169.20-30にあります。可能性がまだ低いと見ますが、169円割れの越週か、日足が168円を割り込んで終えた場合は、調整下げの範囲内から逸脱して、下落幅拡大の可能性が生じます。

直近の日足は値幅の小さい陰線引けとなり、続伸に繋げられずに終えています。石破首相辞任の報を受けて円売りスタートとなっていますが、173.80-90、174.20-30に強い上値抵抗が控えており、これらを全て上抜けて終えるまでは上値余地も拡がり難いと見られます。一方で下値を切り上げる流れに変化なく、171円を割り込んで終えない限り、下値余地も拡がり難い状態です。日足の上値抵抗は173.20-30,173.80-90,174.20-30にありますが、全てクリアして終えれば新たな上昇トレンド入りの可能性が高くなり、昨年7月に付けた175.42をクリアしつつ一段の上昇に繋がり易くなります。日足の下値抵抗は、172.50-60,172.00-10,171.60-70,171.00~171.20にありますが、全て切り崩して171円を割り込んで終えた場合は下値リスクが点灯して170.00前後の下値抵抗の強さを確認する動きへ。この場合でも168円を割り込んで終えない限り、調整下げの範囲内となります。21日移動平均線は172.18に位置しており、短期的な下値抵抗として働く可能性があります。また、120日、200日線は167.06と164.44に位置しており、中期トレンドをサポート中です。

上値は、173.40-50に軽い抵抗が、173.70-80,174.00-10,174.20-30に強い抵抗がありますが、全て上抜けて終えれば上値余地がもう一段拡がり易くなり、174.80-90,175.00-10,175.40-50の抵抗をどこまでクリア出来るかトライする動きへ。下値は、173.00-10,172.70-80,172.40-50,172.10-20に強い抵抗が出来ており下値余地が限られる展開が予想されますが、これらを全て切り崩して171.50-60,171.10-20の抵抗を全て切り崩して終えた場合は、170.00前後の足元を固め直す動きが強まり易くなります。調整下げに留まるなら押しはこの辺りが限度となりますが、169円も割り込んで越週した場合は新たな下落リスクが生じて下落余地がさらに拡がり易くなります。

さて、外為どっとコム「マネ育チャンネル」では川合が隔週で動画配信しています。今週は昨日11日にアップしています。ドル/円、ユーロ/円、ユーロ/ドル、豪ドル/円、日経225,SP500、金(円)などについてコメントしていますので、参考になれば幸いです。

一方直近の週足は、前週末から上寄りのスタートとなりましたが、上値を追いきれずに実体の小さい陰線で終えています。この陰線の下ヒゲがやや長く、下値トライに失敗した形となったことや、172.00-10に週足ベースで見た強い下値抵抗があり、これを守って反発に転じていることから、今週も174円超えトライの動きが強まると見られますが、単体では強い上昇エネルギーを持ったものではないので、大幅続伸にも繋がり難いと見られます。但し174.20~174.40に今週の週足ベースで見た上値抵抗が控えていますが、これを上抜けて越週した場合は、昨年7月に付けた175.42をクリアしつつ、一段の上昇に繋がり易くなります。逆に、171.10-20に週足の下値抵抗がありますが、これを割り込んで越週した場合は下値リスクが点灯して調整下げ局面入りへ、169.30-40の抵抗を下抜けて越週した場合は、調整下げの範囲内から逸脱して、164~166円方向への新たな下落リスクが生じます。今週の週足ベースで見た上値抵抗は173.70-80,174.20~174.40,175.40-50に、下値抵抗は172.20-30,171.10-20,169.80~170.00、169.30-40にあります。31週、62週移動平均線は161.55と147.38に位置しており、中・長期トレンドは“ユーロ強気”の流れに変わりありません。

今週の戦略は、ユーロ買いは172.40-50の押し目待ちとします。下値余地を172.00近辺まで見て置く必要があります。損切りは171.40で一旦撤退です。

ユーロ/ドルは陽線で切り返して上値トライの流れに変わりありません。短期トレンドが強い状態にあるので、押し目買い方針継続です。買いは1.0880-90で押し目買い。下値余地を1.0850近辺まで見て置く必要があります。損切りは1.0820で撤退です。売りは様子見か1.0980-90まで引きつけて。損切りは1.1030で浅めに撤退です。上値抵抗は1.0930-40,1.0970-80,1.1000-10,1.1030-40に、下値抵抗は1.0880-90,1.0840-50,1.0800-10,1.0770-80にあります。1.0700を割り込んで終えた場合は“ニュートラル”な状態に戻します。

直近の日足は陽線引けとなり小幅続伸しました。下値を切り上げつつ上値余地を探る動きが継続中ですが、173.70-80にやや強い上値抵抗が控えており、これをクリアして174円台に乗せて終えるまでは上値余地も拡がり難い状態です。一方で対ドルで“ユーロ強気”の流れを維持しており、ユーロ/円も急反落には繋がり難く、底堅い展開が予想されます。174円台に乗せて終えれば昨年7月に付けた175.42をトライする動きへ。逆に、172.00-10,171.50-60に強い下値抵抗がありますが、これらを下抜けて終えた場合は下値リスクがやや高くなります。171円を割り込んで終えた場合は、強い抵抗を下抜けた反動で169~170円台にある短期トレンドのサポートポイントを試す動きが強まり易くなります。日足の上値抵抗は173.70-80,174.00-10,174.20-30,174.80-90に、下値抵抗は173.00-10,172.50-60,172.00-10,171.50-60にあります。21日、120日、200日線は172.34,167.50,164.81に位置しており、短・中期トレンドをサポート中ですが、短期線と200日線の乖離が進んでおり、調整下げの動きが強まる可能性にも注意が必要でしょう。

ユーロ/円は、大陽線で切り返して上値トライの可能性に繋げています。上値余地を探る動きが強まると見られますが、162円台で越週するか、日足が163円台に乗せて終えれば上値余地がさらに拡がり易くなります。対ドルでユーロが強い状態を維持しており、反落しても下値余地が限られる展開が予想されます。但し、159円を割り込んで終えた場合は下値リスクが高くなります。買いは160.60-70で押し目買い。損切りは159.90で撤退です。売りは損切りが付いたので1日様子見か、162.90-00まで引き付けて。損切りは163.50で撤退です。上値抵抗は161.70-80,162.10-20,162.50-60,162.90-00に、下値抵抗は160.60-70,160.30-40,160.00-10,159.50-60,159.00-10にあります。

ポンド/ドルは陽線で切り返して上値余地を探る動きに繋げています。単体では上昇エネルギーの強いものではありませんが、トレンドが強い状態を保っており、押し目買い方針継続とします。買いは1.2900-10の押し目待ち。損切りは1.2860で撤退です。売りは様子見です。上値抵抗は1.2950-60,1.2980-90,1.3010-20,1.3040-50に、下値抵抗は1.2900-10,1.2870-80,1.2840-50にあります。短期トレンドは1.2700を割り込んで終えない限り、変化しません。

一方直近の週足は値幅の小さい陽線で切り返しており、上値余地を探る動きに繋げています。下値を切り上げる流れに変化が認められませんが、6週前の大陰線の影響を受けた状態にあり、この陰線の値幅(高値173.89)を上抜けて越週するまでは下値リスクにも注意が必要です。ユーロ、円ともに対ドルでやや強気の流れにあることから、ユーロ/円は急伸、急落にも繋がり難い状態ですが、174円台にしっかり乗せて越週した場合は新たな上昇エネルギーを得て一段の上昇に繋がり易くなります。逆に可能性がやや低い状態ですが、169円を割り込んで越週した場合は、今年2月に付けた安値154.80と5月に付けた直近安値161.09を結ぶサポートラインを下抜けて、下値余地が拡がり易くなります。この場合は中期的な下値抵抗ポイントである164~166円台まで下落余地が拡がり易くなります。今週の週足ベースで見た上値抵抗は173.40-50,173.80-90,174.00~174.20,175.40-50に、下値抵抗は172.00-10,171.10-20,160.80-90,169.00-10にあります。31週、62週移動平均線は165.45と164.10に位置しており、中・長期トレンドをサポートしています。

ポンド/円は陽線で切り返して上値余地を探る動く動きに繋げています。192.50-60にやや上値抵抗がありますが、上抜けて終えれば上値余地がもう一段拡がり易くなります。逆に188円を割り込んで終えた場合は下落リスクが点灯します。買いは190.60-70の押し目待ちとします。損切りは189.90で一旦撤退です。売りは様子見です。上値抵抗は192.10-20,192.50-60,193.00-10に、下値抵抗は190.60-70,190.00-10,189.30-40,188.60-70にあります。

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