ドル円、重要週間!今週のFOMC・日銀会合が今後の相場の流れを決定づける!?(トレードアイディア)2025年9月16日 FX/為替

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ドル円、重要週間!今週のFOMC・日銀会合が今後の相場の流れを決定づける!?(トレードアイディア)2025年9月16日 FX/為替

マット今井のFXトレードアイディア

今週は、重要なイベントが目白押しです。今後の相場の流れを作るかもしれませんので、注目度は非常に高くなっています。
まず、17日のFOMCでは政策金利であるFFレートの0.25%の引き下げが予想されていますが、一部では0.5%引き下げを期待する声もあります。さらに、会合後の会見でパウエルFRB議長が今後の見通しについてどういう発言をするかも非常に重要ですので、注目をしておきましょう。
19日には日銀の金融政策会合が開催されます。今回は政策金利据え置きは確実だと思いますが、年内に利上げをするのか、植田総裁の発言に注目です。
個人的には、FOMCは0.25%の利下げ、日銀は金利据え置きを見ていますので、両総裁の発言をよくみておきたいと考えています。

【ドル/円(USD/JPY) 日足チャート】

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株式会社マットキャピタルマネージメント 代表取締役
今井雅人
1962年生まれ、岐阜県下呂市出身。上智大学卒業後、1985年に三和銀行入行、1987年よりディーリングの世界に入る。1989年から5年間シカゴに赴任、その間多くの著名トレーダーと出会う。日本に戻ってからは為替部門に従事。2004年3月までUFJ銀行の為替部門の統括次長兼チーフディーラーを勤めていたが、同年4月に独立。内外の投資家にも太いパイプを持ち、業界を代表するトレーダーとして活躍するが、2009年8月第45回衆議院選挙に立候補し、初当選。現在は、経済アナリスト活動など多忙な毎日を送る。元東京外為市場委員会委員、東京フォレックスクラブ理事歴任。株式会社マットキャピタルマネージメント代表取締役。

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今のドル円は 変動幅が拡大しやすい状況にある

また、1月17日にIMFが世界経済見通しを更新し、今年の米成長率見通しを昨年10月時点の+2.2%予想から+2.7%へ上方修正しました。こうした見通しは、3月18-19日のFOMCに公表される成長率見通し(インフレ/失業率見通しなどとともに)に反映される可能性があるため、今回のFOMCで3月会合での利下げ示唆を難しくするとの見方もあります。そのため、声明や議長の会見で追加利下げに前向きな見解が示された場合、ドル円は21日の154円78銭を下抜け日足・雲の上限(27日時点:153円85銭)を目指して円高が加速する可能性もあるだけにその内容が注目されます。

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また、最近の急速な円安進行に対する考え方も注目点です。政府・日銀は過度な為替変動に対しては介入も辞さない構えを見せていますが、金融政策の観点から円安をどう評価しているかが問われます。もし、現在の円安水準が日本経済にとって必ずしも悪いものではないという認識が示されれば、円安の流れが容認されたと受け止められ、ドル円相場の上昇(円安)を後押しするかもしれません。逆に、円安による輸入物価上昇などが国民生活に与える悪影響への懸念が強く示されれば、円高方向への修正を促す可能性があります。今回の会合は、具体的な政策変更がなくとも、植田総裁の発言一つで市場のセンチメントが大きく変化しうる、非常に重要な会合と言えます。

今週のドル円相場は、まさにアメリカのFRBと日本の日本銀行という二人の巨人の綱引きによって方向性が決まると言えます。両者の金融政策の方向性の違い、すなわち「金融政策の方向性の相違」が、今後の相場の流れを決定づけることになります。

米ドル安の再燃を警戒、予想レンジの下限は140.00レベル 日足チャートのMACDはゴールデンクロスへ転じている。しかし、ゼロラインを下回る状況が続いている。週足チャートでは13週線が26週線と52週線を下方ブレイクし、デッドクロスの状況にある。今週の日銀イベントは円安の要因になり得る。しかし、上で述べた雇用統計や他の重要指標で米国の景気不安が高まる場合は、米ドル安の再燃によるドル円(USD/JPY)の「急反落」を警戒したい。

さらに、FOMC終了後に行われるパウエル議長の記者会見も極めて重要です。議長の発言の僅かなニュアンスの変化、例えば、最近のアメリカの雇用情勢やインフレの動向をどう評価しているか、その言葉の端々から市場参加者はFRBの真意を読み取ろうとします。議長が今後の利下げに対して前向きな姿勢(いわゆる「ハト派」的な姿勢)を見せれば、市場の利下げ期待はさらに高まり、ドルは売られやすくなります。逆に、インフレへの警戒感を崩さなければ、ドルは底堅く推移する可能性があります。このように、FOMCでは発表される数字だけでなく、そこから読み取れる将来の方向性が、ドル円相場の大きな流れを決定づけるのです。

焦点は戻り高値の水準、予想レンジの上限は50日線 先週の外為市場では、米ドル安・円高のトレンドが一服した。一方、通貨オプション市場では、1週間と1ヶ月のリスクリバーサルでドルプットの動きが一服している。同時に予想変動率は低下の基調にある。米中の貿易摩擦が緩和に向かう可能性が意識され始めている状況も考えるならば、今週のドル円(USD/JPY)は、戻り高値がどの水準となるのか?この点が焦点の一つとなろう。

今回の会合で政策金利に変更が加えられる可能性は低いと見られていますが、市場の関心はむしろ、会合終了後に行われる植田和男総裁の記者会見に集中しています。ここで語られる言葉のニュアンスが、今後の追加利上げのタイミングを計る上で最も重要な手がかりとなるからです。日銀は現在、「賃金と物価の好循環」が確固たるものになるかを見極めている段階にあります。もし植田総裁が、日本の物価上昇の持続性に自信を深めているような発言をすれば、市場は早期の追加利上げを意識し、円が買われやすくなります。これはドル円相場にとっては下落圧力(円高)となります。

ドル円が145.00レベルを突破した後、反落の局面でこの水準を維持する場合は反発地合いの強さを市場参加者に意識させよう。このケースでは、フィボナッチ・リトレースメント61.8%の水準146.44レベルのトライを意識したい。このテクニカルラインをも突破する場合は、147円台への上昇と50日線のトライを想定したい。

今のドル円は、変動幅が拡大しやすい状況にある。ゆえに円安と米ドルの買い戻しが重なる場合は、筆者の想定を超えて反発相場が進行する可能性がある。ドル円が50日線を突破する場合は、今月の第2週目に何度も相場の反発を止めた148.00レベルのトライを意識したい。

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