
日経平均株価は4日続伸。買い優勢の地合いの中で一時は45000円を超える場面もあったが、終値ベースはやや押し戻される展開となった。
RSI(9日)は前日84.9%→84.9%(9/16)に横ばい。連日で史上最高値を更新した。基本的には上昇トレンドフォローの見方が優先されるが、昨年12/27高値(40398円)から4/7安値(30792円)までの下落幅に対する1.5倍返しの水準(45200円)に近いため、今週も上昇が続く場合は短期的な上昇一服のタイミングとなっても不思議ではない。
上値メドは、心理的節目の45000円、昨年12/27高値から4/7安値までの下落幅に対する1.5倍返し45200円、3/26高値から4/7安値までの下落幅に対する倍返し45650円などがある。下値メドは、5日移動平均線(44267円 9/16)、心理的節目の44000円、10日移動平均線(43483円 同)、25日移動平均線(43108円 同)、9/4高値(42608円)、心理的節目の42000円、7/31高値(41151円)などがある。
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
テクニカル 日経平均株価テクニカル分析4日続伸 連日で史上最高値を更新
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。 当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
ご登録いただいたメールアドレス宛てにニュースレターの配信と日経電子版のキャンペーン情報などをお送りします(登録後の配信解除も可能です)。これらメール配信の目的に限りメールアドレスを利用します。日経IDなどその他のサービスに自動で登録されることはありません。
TOPIXは4日続伸した。終値は7.87ポイント(0.25%)高の3168.36で、連日で最高値を付けた。JPXプライム150指数も4日続伸。1.76ポイント(0.13%)高の1365.89で終え、算出来の高値を更新した。
三菱UFJモルガン・スタンレー証券の大西耕平上席投資戦略研究員は「世界的にAI関連銘柄の業績期待が高まっているうえ、米連邦準備理事会(FRB)が緩和的な金融政策に転換すれば、株式の相対的な割高感が和らぐとの見方も株式への資金流入を促した」と話す。世界的な株高が続く中、一段と先高観を強めた海外短期筋による先物買いが日経平均の上昇を主導した面もあった。
15日の米国株式は、NYダウが前週末比49.23ドル高の4万5883.45ドルと反発、ナスダック総合指数は同207.647ポイント高の2万2348.750ポイントと6日続伸して取引を終了。出来高概算は、NY市場が10億6535万株、ナスダック市場が77億3971万株だった。ナスダック総合指数は6日続けて終値ベースの史上最高値を更新した。米中閣僚協議が14-15日にかけてスペインで開催され、ベッセント米財務長官は15日、中国系の動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」の米事業売却について、大筋で合意したと発表。今後の米中貿易交渉の進展に期待感が高まる格好となった。ハイテク株比率の高いナスダック市場では、アルファベット(グーグルの持ち株会社)やテスラ、インテルなどが買われた。 16日の東京株式は、前週末12日の史上最高値更新の動きが継続し、堅調な展開となりそう。また、米政府は現地15日、日本時間の16日午後1時1分に日本に対する自動車・自動車部品関税を15%に引き下げると発表。引き下げ...
日経平均は午前、下落に転じる場面があった。取引時間中として初の4万5000円台乗せで目先の達成感が出たほか、中長期運用を手掛ける国内機関投資家などは高値警戒感から利益確定売りを出していたようだ。
16日の東京株式市場で日経平均株価は4日続伸した。終値は前週末比134円15銭(0.30%)高の4万4902円27銭で、連日で最高値を更新した。取引時間中には初めて一時4万5000円台に乗せた。15日の米株式市場でハイテク株が上昇した流れを引き継ぎ、半導体など人工知能(AI)関連銘柄が引き続き買いを集めた。東証株価指数(TOPIX)も連日で最高値を更新した。
東京市場が祝日で休場だった15日の米市場で、ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数と主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)が連日で最高値を更新した。米クラウド大手オラクルが前週に発表した好決算をきっかけとしたAI需要の拡大期待が継続し、アドテストや東エレク、ディスコなど値がさの半導体関連株の上昇が日経平均を押し上げた。


コメント