平成の名作ゲーム 復活 相次ぐ
この座談会は「平成ゲームメモリアル」と題し、各ライターの過去の体験を掘り起こし、「あの時代あんなことがあった」と振り返るものです。第1回目では「89年から95年ぐらいまで」を中心に、その時に登場した人気ゲームに纏わる想い出を語ってもらいました。
たくさん平成のゲームを楽しませてもらってきました。『THE LAST STORY』よりも泣いた作品も、刺さった作品も、考えさせられる作品も、いろいろ出会いましたし、ココに書きたくなる作品はまだまだあります。
物語が好きなだけ、だったら平成最高のゲームとして挙げてなかったかもしれません(個人的にはけっこう好きなので、自分の中の最終選考には出てきたと思いますけど!)。
平成も終わりに近づいて、最高を更新するとは思わなかった。とにかくおもしろい! 楽しい! あの木村拓哉さんを自由に動かせるなんて、そんなおもしろいことがあるか!? 友人と考察を話し合ったり、続編はこうだったらいいなとワイワイしたり、現在進行形で楽しんでいます。
国内大手は業界の草創期から作品を手がけ、「復活」できるIPが豊富だ。ヒット作の続編やリメイク版を投入することで、既存ファンの掘り起こしや、ゲームから離れた人の回帰につなげる狙いがある。
そしてプレイヤーを強く引き付けるもう一つの要素は、キャラクターのビジュアルだ。イラストレーター・山本和枝のコケティッシュなタッチは、90年代に主流だった絵柄そのもので、それが現在の“平成レトロ”の再評価に絶妙にマッチしている。
平成前半のカルチャーを振り返って懐かしさと発見を味わう“平成レトロ”のムーブがアツい。その流行はテレビゲームの分野にも見られ、そうしたゲームソフトは“レトロゲーム(クラシックゲーム)”と呼ばれている。2025年6月26日にシティコネクションが販売する『ファーランドサーガⅠ&Ⅱ サターントリビュート』もそうした流れにあるタイトルの一つといえよう。
残念ながら、開発チームは解散したと聞いたし、アニメ化も中止になってしまったけれど、それでも私の大切な、最高のゲームです。私が選ぶ平成でいちばんのゲーム『風のクロノア2』。私の考え方を変えてくれてありがとう。ずっと、忘れません。
『ファーランドサーガ』は1996年にWindows向けに発売され、98年にはセガサターンに移植。さらにその続編となる『ファーランドサーガⅡ 時の道標』が97年にWindows用、98年にセガサターン用にそれぞれ販売されたものだ。この2タイトルは『ファーランド』シリーズの一環として制作された。このシリーズの魅力と復活を決めた理由を『ファーランドサーガⅠ&Ⅱ サターントリビュート』のディレクターである山本悠作氏に尋ねた。
東京ゲームショウのカプコンのブースでは、20年ぶりに復活するアクションゲーム「鬼武者」の新作に、来場者の注目が集まった。


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