万博未使用券の交換初日 長蛇の列
万博は8月末ごろから、駆け込みニーズで入場者が激増。9月以降はほぼすべての日の来場予約が「満員」となり、予約が取りづらい状況。「チケットを持っているのに入場できない人が多数いる」と批判されてきた。
万博のチケットですが、パビリオンの事前予約が可能なチケットとパビリオン予約ができないチケットの2種類があります。後者は「EXPO Quick」というバナーから購入可能で、11時台入場枠ならまだ日付を選んで購入できる状態です。パビリオンの事前予約ができないのはデメリットですが、17時枠ですら売り切れているこの状況では、少しでも早く入場できるこのチケットを選ぶメリットがあります。
9月は12日以降は来場者数が20万人を超えるようになり、ますます混雑しています。やりたいこと、見たいことはたくさんあると思いますが、夏休み前に比べると体験可能なプログラム数はずっと少なくなってしまうことでしょう。それでも、初めての万博訪問なら、わくわくすることだらけだと思います。行列には悩まされるかもしれませんが、あと1ヵ月ほどで終わってしまう特別な場での体験を楽しんでください。
8月上旬時点では、先の日付を選べば10時台の入場枠なら選択可能でした。しかし9月に入り、早々に午前中の入場枠が売り切れてしまい、予約可能なチケット枠は満員になっている日も生じています。特に西ゲートはほぼ満員になっています。残念ながら、これからチケットを購入して万博を訪れようと思う方にとっては、状況は悪化しています。
すべてのお店がメニューを公開しているわけではありませんが、バーレーン館のカフェメニューは万博公式サイトのリンク先で、メニュー内容を確認できます。そこには料理1品以上をオーダーしてという記載もありました。料理の最低料金が1700円で、ドリンクと合わせると2500円を超えてしまうので、入店をあきらめていたようでしたが、もったいない話です。事前に情報を確認していれば、行列せずにテイクアウトすることも可能だったはずです(ほかの客が行列に並ばずにテイクアウトしていました。
万博協会によると、今月20日までの一般来場者数は2052万人。一方、入場券は19日までに2186万枚が販売された。単純計算で130万枚超が未使用の可能性がある。
万博会場のある此花区は、以前から地元の人には大阪市内よりも気温が低い場所として認知されています。6月頭に訪問した際は天気予報サイトでの予報が最高気温27~28度、最低気温21度前後という値だったので、寒さを感じるかもという考えがなく会場を訪れました。しかし、夕方になり日が落ちると、海から吹く風の影響もあり、体感温度は一気に下がりました。寒がりの人なら厚手のフリースがあってもいいと思うくらいの気温降下でした。
大阪・関西万博を運営する日本国際博覧会協会は9月25日、購入済みの入場チケットのうち、来場日時予約できずに未利用となっている、いわゆる“死に券”について、9月27日〜10月12日まで、会場で当日券に引き換えられるようにすると発表した。
空いている時期(4~6月)に訪問していた方にとっては、今の万博会場は魅力の乏しい場所と思われるかもしれません。しかし、イベントは現在もびっしりと組まれており、各国のナショナルデーも開催されています。人気パビリオンへの入場は、早々に入場規制がかかるため難しくなりましたが、30分程度の行列で入場できるパビリオンはまだあります。
万博に入場するには、チケットを購入した上で、来場日時を予約する必要がある。購入されたものの来場予約がなされていない未利用チケットは、協賛企業が買い取ったチケットを中心に、100万枚ほど残っていると言われている。
気温が下がってきたおかげで、万博会場はだいぶ過ごしやすくなっています。夜の肌寒さはまだありません。どこもかしこも人でいっぱいですが、リピーターの方であれば、これまでパビリオン入場に使っていた時間を、足を運んでいない場所や大屋根リングでの散歩に使うと新たな魅力を発見できるかもしれません。運よくチケットを入手済みでしたら、最後まで万博を楽しみましょう!
大阪・関西万博を運営する日本国際博覧会協会(万博協会)は25日、販売済みの入場券を、予約なしで入場できる当日券と会場で交換するサービスを27日から始めると発表した。閉幕(10月13日)までの来場予約枠が既に埋まっており、入場券を持っていても来場できない事態を少しでも解消する狙いがある。
万博協会は、未使用券の払い戻しはしない方針。
24日から26日までの3日間、万博会場に来ています。8月上旬の訪問直後に予約を入れていたため、午前中から入場することができました。連日20万人を超える来場者数になっている今、今回ばかりはさすがに楽しめないのではないかと思っていましたが、パビリオンの事前予約も入れられ、想像以上にあちこちを巡ることができています。
読売新聞「挑む万博」プロジェクトでは、2025年大阪・関西万博やSDGs達成に向けたさまざまな取り組みを伝えます。


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