
日経平均株価は3日続落。小高く始まるも上値は重く、プラス圏とマイナス圏を行き来した。300円超下げたところからは値を戻したものの、3営業日連続で陰線を形成している。
RSI(9日)は前日55.6%→50.6%(9/30)に低下。米国株の上昇を受けても下落で終えており、終日5日移動平均線(45343円 9/30)より下で推移した。5日移動平均線の傾きも下向きに転じつつあり、目先は同水準が抵抗となりそうなチャート形状となっている。25日移動平均線(43905円 同)辺りまでで短期調整が一巡するかどうかが目先の注目点となる。
上値メドは、5日移動平均線、心理的節目の45500円、9/19高値(45852円)、心理的節目の46000円や46500円などがある。下値メドは、心理的節目の44500円や44000円、25日移動平均線、13週移動平均線(42716円 同)などがある。
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
過去の株価などを基に将来の値動きを予測するのがテクニカル分析です
一目山人氏が考案した、ユニークなテクニカル指標です。5つの指標を使い、時間的な概念に着目しているのが特徴です。
テクニカル分析がチャートをもとに過去のデータから値動きを分析するのに対し、ファンダメンタルズ分析は経済や政治情勢などをもとに分析します。
FX初心者にとっては、テクニカル分析は一見すると複雑で、見方や判断の仕方を理解するのも難しいと思われるかもしれません。まずは視覚的に判断しやすい移動平均線を使った分析から始め、トレンドラインを引いて為替相場の値動きの理解を深めましょう。取引する際には低レバレッジでFXに慣れていくことをおすすめします。
テクニカル(チャート)分析は過去の株価データなどを基に今後の値動きを予測する分析手法です。大きく分けて、株価の上昇・下落基調をみる「トレンド系」の分析と、買われ過ぎ・売られ過ぎといった観点から投資タイミングを探る「オシレーター系」の分析の2つがあります。過去の株価などを基に将来の値動きを予測するのがテクニカル分析です。ここでは、株価チャートに用いられる「ローソク足」と、「トレンド系」と「オシレーター系」のテクニカル分析の例を説明します。いずれのテクニカル分析も投資判断を助けるものではありますが、100%予想が的中するものはありません。投資を行う際には、必ずご自身の判断と責任で行う必要があります。
ただし、いずれの指標も完璧な予測を保証するものではありません。「ダマシ」と呼ばれるテクニカル分析における指標がシグナルを発したものの、反対の動きをするケースが発生する可能性があるからです。そのため、単一の指標に依存せず、複数の指標を組み合わせた分析や、ファンダメンタル分析との併用が重要です。
テクニカル分析で買いや売りのサインが出ても、それが必ずしも正しいとは限りません。「このサインが出たら必ず上がる、下がる」という絶対的な法則はなく、指標が示すサインと反対の値動きをする「ダマシ」が頻繁に発生する場合もあります。
ボリンジャーバンドは、統計学をもとに値動きを予測するテクニカル指標です。現在の為替レートが高すぎるのか安すぎるのかを判断するのに役立ち、相場のボラティリティを確認できるというメリットがあります。
ジョン・ボリンジャーが考案したテクニカル分析手法です。値動きの幅が一定の範囲(標準偏差)に収まりやすい性質を利用しています。価格のバンドへの接近度合いで押し目買い、戻り売りなどの売買サインとします。また、±2σを抜けた時点でトレンドが転換したとみます。
オシレーター系のテクニカル分析は市場の過熱感やトレンドの強弱をみる手法です。オシレーターは価格が一定の範囲内で動く時にその効果を発揮しやすく、売買のタイミングを見極める指標とされています。オシレーター系のテクニカル分析には、RSI(アール・エス・アイ)、MACD(マックディー)、スロー・ストキャスティックス、DMIなどがありますが、ここではRSIについて説明します。
トレンドの勢いを捉える代表的なテクニカル分析手法です。2本のEMAから算出されるMACDと「シグナル」を使って、売買サインを形成します。一般的な見方は、MACDがシグナルを上抜いたら買いサイン、下抜いたら売りサインです。
もっとも広く利用されているテクニカル指標のひとつです。一定期間の終値の平均値を算出します。
資産運用の基本は、大負けしないことだろう。クルマの運転に例えるなら大きな事故は回避すべきだ。チャートは、「運用のシートベルト」といえる。正しく使えば、投資家の運用収益を向上させる補完ツールとなる。ただ、テクニカル指標は実際の値動きと売買シグナルのズレが生じ、収益機会を逃すことも少なくない。そこで、バリュー面とテクニカル面を融合させた、CMAP(シーマップ)を提唱したい。
テクニカル分析は、過去の価格変動パターンから将来の相場動向を予測する、FX取引の重要な分析手法です。このテクニカル分析について「基本的な知識を身につけたい」「テクニカル分析のメリット・デメリットについて知りたい」という方も多いのではないでしょうか。
テクニカル分析の「オシレーター系」の代表的な指標は、以下の3つです。
テクニカル分析に用いられる指標は「トレンド系」と「オシレーター系」の2種類に分けられます。


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