横浜は72年に創部した日産のサッカー部が前身
マリノス株売却については、地元住民やサポーターから反対の声が上がっていた。売却額は最大で数十億円規模とみられ、日産の事業規模から見ると財務面の効果は限定的との見方もあった。
日産は横浜マリノスの約75%の株を保有する親会社で、マリノス株をノジマなどに売却を打診したことが表面化。日産は業績不振でリストラを進めており、保有資産の見直しを進めている。
横浜F・マリノスは、日産自動車サッカー部が源流。リーグ優勝は5回あり、多くのスター選手を輩出した。
横浜F・マリノスは、日産自動車サッカー部が源流。リーグ優勝は5回あり、多くのスター選手を輩出した。
横浜は72年に創部した日産のサッカー部が前身。93年Jリーグ元年の「オリジナル10」として日本代表選手を多く輩出した。リーグ優勝も5度を誇る一方、今季は開幕から低迷。最下位に落ちた6月に、クラブ史上初となるシーズン2度の監督解任を断行した。過去にJ2降格はない中、現在はJ1残留圏最後尾の17位に沈むことも、運営権を手放す方向に傾いた一因のようだ。
日産はスポーツ事業に関し、サッカーのイングランド・プレミアリーグの強豪マンチェスター・シティーなどを擁する英シティー・フットボール・グループとのグローバル・パートナーシップ契約を6月に打ち切った。
日産は横浜マリノスの約75%の株を保有する親会社で、マリノス株をノジマなどに売却を打診したことが表面化。日産は業績不振でリストラを進めており、保有資産の見直しを進めている。
横浜F・マリノスは、1972年に創部した日産自動車サッカー部を源流としている。リーグ優勝は5回あり、さまざまなスター選手を輩出した。株を全て売却して運営撤退となれば、日産のスポーツ関連事業の縮小を象徴する出来事になりそうだ。
経営不振に陥っている日産自動車が、サッカーJ1の名門クラブ横浜F・マリノスを運営する横浜マリノス(横浜市)の株式売却を検討していることが29日、分かった。日産はマリノス株を約75%保有し、親会社になっている。関係者によると、複数の企業に売却を打診しているという。
日産は2025年3月期連結決算で純損益が6708億円の巨額赤字に陥った。国内外で七つの車両工場と2万人の従業員の削減を柱とする再建計画に取り組んでいる。
日産自動車は3日、サッカーJ1の横浜F・マリノスを運営する横浜マリノス(横浜市)の株式売却検討に関し「筆頭株主であり続ける」とのコメントを発表した。地元・神奈川県と横浜市への地域貢献を考慮し、マリノスの身売りを否定した。一方で「株主構成の強化について積極的に検討している」と表明し、一部株式の売却を示唆した。
日産の広報担当者は29日、共同通信の取材に「推測についてはコメントしない」と話した。
経営不振に陥っている日産自動車が、J1の名門クラブ横浜F・マリノスの株式売却を検討していることが29日、分かった。日産はマリノス株の約75%を保有する親会社。関係者によると、IT大手など少なくとも3社以上と接触。関係の強い銀行など金融機関を通じて、売却を打診してきたという。
経営再建中の日産自動車がサッカーJ1「横浜F・マリノス」の筆頭株主であり続けると発表しました。 横浜F・マリノスは日産自動車サッカー部を前身とするクラブで、日産が運営会社の株式を約75%保有しています。 関係者によりますと、日産は、この運営会社の株式の売却を検討し、複数の企業に打診しているとされています。 日産は発表で「横浜F・マリノスの筆頭株主であり続ける」と支援の姿勢を強調しました。 一方で、株主構成については財務基盤を固めるため「強化について積極的に検討している」として、一定の株式の売却も示唆しました。 チームの経営権は持ち続ける方向で検討するとみられます。
日産自動車は3日、サッカーJ1の横浜F・マリノスを運営する横浜マリノス(横浜市)の株式売却検討に関し「筆頭株主であり続ける」とのコメントを発表した。地元・神奈川県と横浜市への地域貢献を考慮し、マリノスの身売りを否定した。一方で「株主構成の強化について積極的に検討している」と表明し、一部株式の売却を示唆した。


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