[米ドル円]ドルの信認と日銀

先週は米国つなぎ予算が否決されたことで米政府機関閉鎖により雇用統計発表が延期されるなど米国の信認が問われる状況となりドルは全般に上値の重い展開が続いた。
政府閉鎖は今後数週間続くとの見方もあり今週もドルの上値は限定的とみる。

先週末の自民党総裁選挙で高市氏が選出されたことで週明けから円売りが先行する可能性が高い。ただ日銀への影響などは未定であり一時的な動きに留まるとみている。
一方、先週発表された日銀短観では良好な内容が示されたことなどから内田日銀副総裁は利上げに前向きな発言もあり円が上昇。直近でもハト派と目されていた野口委員も利上げ姿勢を示しているだけに今週8日の植田総裁発言に注目。利上げに前向きな姿勢が示される可能性が高く円買いが進みそうだ。
ドル安・円買いによりドル円は雲の下限を下回りボリンジャーバンドの下限が位置する146円を試す展開を予想する。

本日のドル円予想レンジ：149円90銭（BB上限）～147円10銭
今週のドル円予想レンジ：149円90銭～146円00銭（BB下限）

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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テーマ:FX(外国為替証拠金取引) – ジャンル:株式・投資・マネー