一時1ドル150円台 約2カ月ぶり

外国為替市場で円安が進み、円相場が一時、1ドル＝150円台の節目をつけました。およそ2カ月ぶりの円安水準です。 4日の自民党総裁選で高市新総裁が誕生したことで、積極政策による財政悪化への懸念から急速に円を売る動きが広がりました。 外国為替市場で円相場が節目の1ドル＝150円台となるのは8月上旬以来、およそ2カ月ぶりです。 また、対ユーロでは1ユーロ＝175円台後半まで円安が進み、1999年に導入されて以降の最安値をつけました。 市場関係者によりますと、日銀による年内の利上げ観測が後退していることも円安が進む要因になっているということです。

６日の東京外国為替市場の円相場は対ドルで円を売る動きが強まり、一時１ドル＝１５０円台を付けた。約２カ月ぶりの円安ドル高水準。

６日の東京外国為替市場で、ドル円相場が一時1ドル=150円を付け、８月1日以来、およそ2カ月ぶりの円安水準となりました。利上げに慎重な高市氏が、自民党の新総裁に選出されたことで、円を売ってドルを買う動きが進みました。

31日のニューヨーク外国為替市場で円相場が一時、１ドル＝150円台後半に下落した。150円台後半を付けるのは３月28日以来、約４カ月ぶり。

６日の東京外国為替市場の円相場は一時、１ドル＝１５０円台に下落した。約２カ月ぶりの安値水準。