
陽線引け。前日に続いて1.15ドル台半ばでの底堅さを確認すると、1.1631ドルまで切り返して日足一目均衡表の雲を上抜ける場面が見られた。5手ぶりの陽線引け。
雲の上限は本日1.1658ドルに切り上がっており、同水準を超えてゆけるかがカギとなろう。すぐ上の1.1661ドルには転換線もあり、同水準では抵抗が予想されるものの、超えるようならば基準線1.1731ドルを視野に入れた動きも想定される。
レジスタンス1 1.1731(日足一目均衡表・基準線)
前日終値 1.1619
サポート1 1.1542(10/9安値)
(川畑)
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
一目均衡表は 日本で誕生したとても奥が深いテクニカル指標です
一目均衡表は、株式投資で使われるテクニカル指標のひとつだ。初心者が相場のトレンドを見極めるのは簡単ではないが、一目均衡表を活用すれば相場の方向性を一目で把握できる。また、株価はどこで上げ止まるのか、下げ止まるのかを予測することも可能だ。
一目均衡表は使用する線の数が多く、他のテクニカル指標に比べるとやや複雑に見えるが、トレード分析の精度を上げるためにぜひ覚えておこう。
そしてどのテクニカル指標にもいえることだが、買いサインや売りサインが現れたとしても、株価が予測通りに動かないこともある。株価は業績や政治・経済情勢、景気動向などの影響も受けるからだ。
一目均衡表を使ったテクニカル分析では、転換線が基準線の上か ら下に抜けた場合、売りのサインとされている。井野氏は、「トレンド としては5月の高値から下降に入っていたことがあらためて確認され る格好になっている」と分析する。
一目均衡表は売買判断に役立つテクニカル指標だが、万能ではないことを理解しておこう。
配信しているデイリーレポートやウィークリーレポ―ト分析では雲だけなく、遅行線、転換線、基準線など、では雲だけなく、遅行線、転換線、基準線など、一目均衡表の他の要素も取り入れた総合的なテクニカル分析を提供しています。
一目均衡表は5本の線とローソク足で構成されており、他のテクニカル指標に比べると判断材料が多い。最初は基準線と転換線だけを使うなど、無理のない範囲で活用してみよう。
これらの手法を効果的にするためのコツとして、マルチタイムフレームを利用して複数の時間枠でトレンドを確認し、より信頼性の高い判断をすることが挙げられます。また、移動平均線などの他のテクニカル指標と組み合わせることで、相場の動きをより正確に捉えることができ、さらにファンダメンタルズ分析と組み合わせることで市場の基本的な要因とテクニカル分析を融合させた総合的な相場分析が可能になります。
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一目均衡表は、日本で誕生したとても奥が深いテクニカル指標です。雲だけでなく、遅行線や転換線、基準線などについても調べてみると、面白いと思います。
一目均衡表は、相場の方向性を一目で確認できる便利なテクニカル指標だ。うまく使いこなせば、初心者でも自信をもって売買タイミングを判断できるようになるだろう。


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