この番組は、TEAMハロンズ小野が本日の注目材料を2分でわかりやすく解説する番組です。
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ドル/円見通しズバリ予想、2分早わかり「アメリカ 地区連銀経済報告ベージュブック」2025年10月16日発表 #外為ドキッ
動画要旨
アメリカ 地区連銀経済報告ベージュブック
Q:ベージュブックなぜ重視!
A:各地域の経済状況を評価しまとめたもので、再来週のFOMCの議論の基になるデータとなります。通常ならそれほど注目されませんが、政府機関の閉鎖により政府公表のデータがない中で、FRBが示すデータには注目が集まる可能性があります。
ドル/円の反応
アメリカ 地区連銀経済報告ベージュブック
Q:ドル円の反応は?
A:企業の価格転嫁が進展している可能性はあるものの、政府機関の閉鎖により見通しの不透明感が高まっていることで、経済は横ばいまたは縮小と見られる可能性があります。そのため、ドル円は下向きに反応するのではないかと見ています。

過去の結果と反応

※2025年10月14日作成
※この文章は情報提供を目的としており、見通しはあくまでも個人的な見解に基づいたもので、結果を保証するものではありません。投資の最終判断は投資家自身でなさるようお願い致します。
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円卓で有名だった旧・上田ハーローの元ディーラー・ストラテジスト・アナリストの所属のチーム。マネ育chに「3分テクニカル分析」(動画)、週刊為替レポート「ハロンズ」、米雇用統計レポート「米国雇用統計の予想と戦略」等執筆。X(Twitter)アカウントTEAMハロンズ(@TeamHallons)では、マーケット雑感、経済指標のヘッドラインを呟いている。平日21:00からはLIVE番組【実践リアルトレード】も担当し、テクニカル分析の解説やリアル口座を使ったトレードをお見せするなど、FX個人投資家の皆様のお取引に有効な情報を日々、配信している。
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米金利の反発は 米ドルの買い戻しをサポートしよう
注目すべきは、FOMC後に2年債利回りと10年債利回りが反発したことだ。FOMC前に進行した米債買いのポジション調整の影響もあるだろう。しかし、今週も米金利の反発が続けば、OIS市場と同じく米債市場でも連続利下げの可能性の織り込みが進んでいるサインになり得る。米金利の反発は、米ドルの買い戻しをサポートしよう。
しかし現在は、米FRBによる連続利下げの可能性が高まっている。日銀の10月利上げ観測が再び浮上し、国内金利が上昇基調にあることも考えるならば、ドル円の上昇局面では戻り売りを意識したい。7月中旬以降、149.00円がレジスタンスラインとして意識されている。このラインを今週の上限と想定したい。
8月PCEデフレーターが予想外に上振れる場合は、連続利下げを先取りする市場の思惑に冷や水を浴びせる要因になり得る。この場合は、米金利の上昇と米ドル買いを想定したい。一方、インフレの抑制が確認される場合は、連続利下げの期待を支えるだろう。この場合は、米金利の低下と米ドル安を予想する。
ただ、この米ドル/円の上昇は、日米金利差(米ドル優位・円劣位)からはかい離したものです。日米2年債利回り差からすると、145円以上の米ドル高・円安は「行き過ぎ」でしょう(図表3参照)。
先週の米ドル/円は、7月3日に発表された予想外に強かった米雇用統計の結果を受けて米金利が大きく上昇し、それに連れて一段高となった流れを引き継ぎ、147円半ばまでさらに高値を更新する展開となりました(図表1参照)。こうした中で、テクニカルに見ると新たに上値を試す流れに入ったようにも見えます。
対照的に国内金利は、利上げ観測の再浮上で上昇基調を維持することが予想される。米金利の上昇も国内金利の押し上げ要因となろう。日米金利差が縮小すればドル円の下落を警戒したい。しかし、FOMC前に米金利がすでに下げ止まっていたこと、日銀の10月利上げがまだ確実とは言えない状況にあることも考えるならば、現時点で円高が進行する可能性は低い。
過去24時間の通貨強弱分析を見ると、直近で最も強い通貨はカナダドル、最も弱い通貨は円です。 円はマイナス圏で上下動し、この傾向は本日の朝時点で継続しています。 豪ドルは夜までプラス圏で推移し、その後はマイナス圏で取引されました。
このような金利差からかい離した円安はクロス円では、米ドル/円以上に顕著になっています。ユーロ/円は6月に入ってから一段高となり、先週は172円台まで上昇しましたが、日独金利差はその間ほぼ横ばいとなったため、金利差ではほとんど説明できない円安でしょう(図表4参照)。
例年、夏休みが近付く中で一方向に大きく傾斜したポジションが整理される傾向があります。最近の場合、大きく米ドル売り・円買いに傾斜したポジションを縮小させることで米ドルの買い戻しとなっている可能性があるでしょう。
豪ドル円は最終的に円安。 取引開始直後に円安が進み、その後はレンジ相場に転じました。 ユーロ円やポンド円もレンジ相場で推移しており、方向感の定まらない展開です。 この動きは本日朝まで継続し、先週末終値に比べて円安で取引を終えました。 なお、日本で第三次産業活動指数が発表され、市場予想よりも強い結果でした。 これに対して、豪ドル円は特段の反応を示していません。 また、豪州で主要な経済指標は発表されず、日豪関係に関する要人発言も伝わりませんでした。
したがって、今週のドル円は146.00~149.00円で売り買いが交錯するレンジ相場が予想される。
米ドル/円の週足チャートを見ると、4月のいわゆる「関税ショック」で一段安となって以降は、142~146円をコアレンジとして、それを超えたところは上下の「ヒゲ」にとどまる方向感のない展開が続いていました。先週の米ドル/円の上昇により、そんなコアレンジを上抜けた形となったわけです(図表2参照)。
ところで、このCFTC統計の円買いポジションの損益分岐点は120日MA(移動平均線)が目安とされます。その120日MAは7月11日時点で147円ちょうどでした。それを超えて米ドル高・円安になってきたということは、円買いポジションが含み損に転落し始めた可能性を示しています(図表6参照)。
テクニカルには「関税ショック」以降続いてきた142~146円のコアレンジが米ドル「上放れ」となったことから、さらなる米ドルの上値を試す展開が続きそうです。「関税ショック」以降の米ドル/円は149円を超えられない展開が続いたので、それを超えられるかが最初の大きな目安になるでしょう。
ドル円が89日線を目指す判断材料として、4時間足チャートのフィボナッチ・リトレースメント(青ライン)の攻防に注目したい。76.4%戻しが146.13レベルにあたる。今週22日に146.00レベルと交差する短期サポートラインの動向も考えるならば、テクニカルの面でも146.00ラインが、サポートラインとして機能する展開が予想される。




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