中国の新車販売 世界初の3千万台

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中国の新車販売 世界初の3千万台
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中国の新車販売 世界初の3千万台

【広州=田辺静】中国汽車工業協会は11日、2023年の中国での新車販売台数(輸出含む)が22年比12%増の3009万4000台だったと発表した。3年連続で増加し、初めて3000万台を超えた。電気自動車(EV)など「新エネルギー車」の比率は5.9ポイント増の31.6%に高まった。

2023年1~11月、日本の自動車輸出台数は399万台のため、年間を通じて中国が初めての自動車輸出、世界一になる見込み。なお、中国税関による中国自動車輸出台数は522.1万台となっている。

15年連続で世界一、2位の米国は1,546万台だからその差を確実に広げた形。中国は2029年に新車販売1,000万台を突破、2013年に2,000万台を突破していたが、次の1,000万台には11年を要したことになる。

通年の自動車輸出は同58%増の491万台となった。中国自動車市場の成長に対する貢献比率は55.7%に達している。

自動車輸出も急増して日本を抜き世界一になり、また新エネルギー車(NEV)販売も1,000万台に迫っている。

2004年の中国新車販売市場は前年比3%上昇して3,100万台を超える見込みで、乗用車も同じ程度の成長を予想。そのうちNEVは1,150万台となり、前年比20%以上の成長を見込む。

中国勢だけでみると、前年比24%増となる1,459.6万台となり、米国全体の市場規模に匹敵、中国国内シェアは前年比6.1ポイント上昇して56%となった。値下げ攻勢が大きかったと分析されている。

2023年通年の中国市場の新車販売台数は、前年比12.0%増3,009.4万台(工場出荷台数ベース、輸出を含む)で初の3,000万台超えとなった。中国自動車協会(CAAM)の発表によると、2024年の見通しは、3,100万台(乗用車は2,680万台、商用車は420万台)としている。

これにより新車販売は15年連続で世界一、乗用車販売は9年連続で2,000万台を超え、そのうち中国勢のシェアが56%に達した。

乗用車市場は、中国メーカーが前年比23.7%増の1,479.9万台で市場の56.8%を占める。日系メーカーは販売不振にあえぎ前年比11.4%減の388.3万台。このような中、広汽三菱は中国での生産からの撤退を発表した。米系メーカーはTeslaが引き続き好調だった。

2024年、中国の自動車販売台数は3%程度の成長で3,100万台を超え、NEVは1,150万台になるという。

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