日経平均株価は上値重く下値は堅い!上下どちらに動く?(市況と分析) 2024/5/29

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日経平均株価は上値重く下値は堅い!上下どちらに動く?(市況と分析) 2024/5/29

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日経平均株価(外為どっとコムの取引口座「CFDネクスト」での銘柄名:日本N225)について、ここまでの相場の振り返りと、この先のポイントについて短時間で確認できるようまとめました。

日経平均株価の値動き まとめ

5月29日の日経平均株価は、前日比298.50円(-0.77%)安の3万8556.87円で取引を終了。
前日の米国株式市場でナスダックが史上最高値を更新したことが支えとなり、東京市場でも買いが先行すると、上げ幅は一時300円に迫る場面も見られた。
ただ、次第に上げ幅を縮小してマイナス圏へ転落すると、後場後半にかけては売りが加速。節目の3万8500円は割り込まなかったものの、大幅続落となった。
なお、当面は3万8000円台を中心とした推移が想定されている。

最新の日経平均CFDチャート(外為どっとコム「CFDネクスト」)

30分足チャート

日足チャート

日経平均CFDを日足チャートで分析すると、これまで上昇基調を続けてきた移動平均線は横ばいになりつつある。また価格が移動平均線を割り込んでいる。

※リアルタイムの価格はこちらから確認できます。

日本N225 株価指数・商品CFDチャート│はじめてのFXなら外為どっとコム

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経済指標カレンダー|はじめてのFXなら外為どっとコム

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日経平均の上昇・下落要因

上昇要因

日本経済の好調:国内経済の成長が企業利益を増加させ、株価を押し上げる。
企業業績の向上:日経平均に含まれる主要企業の業績好転。
円安傾向:輸出企業の収益性が向上し、株価を支援する。
金融緩和政策:日銀による金融緩和策が市場に流動性を供給し、株価を押し上げる。
外国人投資家の買い越し:海外からの投資が増えると株価が上昇する。
グローバル経済の好調:世界経済の成長が日本企業の業績を支え、株価を上昇させる。

下落要因

日本経済の減速:国内経済の成長鈍化が企業利益に悪影響を与え、株価を下げる。
企業業績の悪化:日経平均に含まれる主要企業の業績が悪化。
円高傾向:輸出企業の収益性が低下し、株価に悪影響を与える。
金融引き締め政策:金融政策の正常化や利上げが市場の流動性を減少させ、株価を圧迫する。
外国人投資家の売り越し:海外投資家による売りが増えると、株価が下落する。
グローバル経済の不安定:世界経済の不確実性が高まると、リスク回避の動きが強まり、株価が下落する。

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日経平均株価は上値重く下値は堅い上下どちらに動く 市況と分析 2024

米景気好調でナスダック・NYダウ平均株価が最高値をつける中、ワクチン接種の遅れによって日本の景気回復が遅れていることが嫌気され、日経平均の上値は重くなっています。ただし、いずれ遅れて日本の景気も回復するという期待があるため、日経平均の下値は堅くなっています。

その外国人投資家ですが、今年の2月以降、日本株に対する売り買いの方向がめまぐるしく変わるようになりました。日本株を支配する外国人の売買方向が定まらないことが、日経平均が上下とも大きく動きにくい要因となっています。

過去30年、日本株を動かしているのは外国人でした。外国人が買い越した月は日経平均が上昇、売り越した月は日経平均が下落する傾向が、30年以上続いてきました。外国人は、買う時は上値を追って買い、売る時は下値を叩いて売る傾向があるので、短期的な日経平均の動きはほとんど外国人によって決まります。

日経平均は、今しばらく上下とも大きくは動きにくい展開が続きそうです。ただし、いずれどちらかに動き出すことになります。それはいつ頃になるでしょう?メイン・シナリオとリスク・シナリオの2つで考えてみます。

日本は、ワクチン接種・景気回復が遅れています。ただし、いずれワクチン接種が進み、米景気好調の恩恵も受けることで、日本の景気回復も遅れて鮮明になってくると考えています。 そうなると秋口にかけて日経平均は上放れし、年初来高値(2月16日の3万467円)更新をトライすると予想しています。

日本の景気回復の遅れが長引くと、日経平均は上下とも動きにくい展開が長引くと考えられます。そのうち年末にかけて米景気が過熱し、過熱の反動で来年には失速が懸念されるようになると、米国株が下落、つれて日経平均も下放れすることになります。

▼著者おすすめのバックナンバー 2021年7月13日:日本株「買い場」の判断継続:止まらない原油上昇、日本の景気・企業業績への影響は?

ご参考まで、2018~2019年の外国人売買と、日経平均の動きもお見せします。外国人が日本株の動きを決めていることがよくわかると思います。

(1)前日の海外市場終盤の流れを引き継ぎ、ドル円・クロス円は序盤から底固い動きとなった。ただ、上昇して始まった日経平均株価が下落に転じたことから上値は限定的だった。(2)自社株買いの制限を巡る岸田首相の発言が伝わり、午後に入り日経平均株価が下げ幅を拡大したことを受けて、ドル円・クロス円は一段の下落となった。ただ、下げ一服後は底固い動きとなり、欧州主要株価指数が上昇して始まったことも加わり、底固い動きとなった。一方、昨日英国でオミクロン株感染による初めての死者が確認されたことが影響し、ポンドは上値の重い動きが続いた。(3)欧州株が下落に転じてマイナス圏まで下落したこともあり、ドル円・クロス円は上値の重い動きとなった。米国市場では、序盤に発表された11月の米生産者物価指数が2010年11月以来の高い伸びとなったこと受けて、FRBがテーパリングを加速させて利上げを前倒しするとの見方が広がり、米長期金利の指標となる米10年債利回りが1.419%から1.470%まで上昇したこともあり、ドルは主要通貨に対して上昇した。ドル/円は序盤の113.43から113.74まで上昇した。(4)その後はFOMCの結果公表を翌日に控えて様子見ムードも広がり、ドルは小動きの展開が続いた。一方、ECBが16日の理事会で2023年と24年のインフレが目標の2%を下回る見通しを示すとの報道を受けて、ユーロは主要通貨に対して下落が続いた。さらに、欧州でオミクロン株の感染が拡大しており、ユーロ圏経済の鈍化懸念が広がったこともユーロの圧迫要因となった。

また、この日銀のハト派的なスタンスにより、日米金利差の拡大が見込まれます。これは外国為替市場においては対ドルでの円安要因です。実際、9月25日のNY外国為替市場では円売り・ドル買いが進み、一時は1ドル=148円97銭と2022年10月以来およそ11カ月ぶりの安値をつける場面がありました。もちろん、円安・ドル高は、我が国の外需関連企業の収益・株価にとって追い風です。

東京市場では、新規材料に乏しい中、上昇して始まった日経平均株価が下落に転じたことから、ドル円・クロス円は上値の重い動きとなった。午後に入り日経平均株価が下げ幅を拡大すると、ドル円・クロス円も一段の下げとなったものの、FOMCを控えて様子見ムードも強く、限定的な動きが続いた。米国市場では、序盤に発表された11月の米生産者物価指数が2010年11月以来の高い伸びとなり、米長期金利が上昇したことからドルは主要通貨に対して堅調な動きとなった。その後はFOMCの結果公表を翌日に控えて様子見ムードも広がり、ドルは小動きの展開が続いた。一方、ECBが16日の理事会で2023年と24年のインフレが目標の2%を下回る見通しを示すとの報道を受けて、ユーロは主要通貨に対して下落となった。米株式市場では、11月の米生産者物価指数が2010年11月以来の高い伸びとなったこと受けて、FRBによる利上げ前倒しへの懸念が高まり、主要株価指数は続落となった。ダウ平均株価は上昇して始まったものの、その後は下落に転じて一時前日比209ドル安まで下落した。ただ、終盤には下げ幅を縮小して106.77安(+0.30%)で終了した。一方、ハイテク株中心のナスダックは175.64ポイント安(-1.14%)で終了した。

▼著者おすすめのバックナンバー 2021年7月13日:日本株「買い場」の判断継続:止まらない原油上昇、日本の景気・企業業績への影響は?

本日は、FOMCの結果発表に注目が集まっている。前回、毎月の資産購入について、月額150億ドル規模のペースで縮小を開始することが表明され、毎月このペースでの縮小が実施されれば、2022年の年央までにはテーパリングが終了となる。このことから、年央以降の利上げ期待も高まっている。ただ、パウエルFRB議長は、上院での議会証言で12月のFOMCでテーパリングの加速について議論するとの見方を示したことから、現行のペースの縮小が継続されるのか、縮小ペースの加速が発表されるのか注目されている。 シナリオ? 11月の米消費者物価指数が前年比39年ぶりの高水準となり、インフレ高進が改めて示された。さらに、ここまで複数の米当局者がテーパリングのペース加速を支持する発言をしており、今回のFOMCでテーパリングのペース加速が発表され、利上げ前倒しへの期待が高まる可能性も。 シナリオ? バイデン大統領がインフレ率はピークに達した可能性があり、急速に変化するとの見方を示したことや、ホワイトハウスが先週末の消費者物価指数は11月のデータであり、その後はいくつかの地域で価格低下が見られるとした。インフレ高進が緩和されるとの見方から、12月のFOMCではテーパリングを現行ペースで維持。当初の予想通り来年年央までにテーパリングを終了させ、夏以降の利上げを目指す。 シナリオ? 米国の新型コロナウイルスの感染者数は、1週間の平均で10万人を超え、感染の拡大傾向が明らかになっている。また、オミクロン株の感染者数も増加していることもあり、感染拡大による経済への影響を見極めるために、テーパリングを一旦停止する。 マーケットでは、シナリオ?の可能性が高く、シナリオ?の可能性はかなり低いと見られている。仮に感染拡大を背景とした米経済への懸念が高まるとする場合でも、シナリオ?にとどめて様子を見極める可能性が考えられる。 シナリオ?の場合には、利上げの前倒し期待からドル買いが期待されるが、ある程度織り込まれていることもあり、大幅な上昇は期待できないか。シナリオ?の場合にはドル軟調な動きも、シナリオ?に対する期待感があることから失望売りとなる可能性も考えられる。また、シナリオ?の場合は大幅下落となる可能性もあるだろう。 一方、ドットチャート(FOMCメンバーによる金利見通し)が公表されることから、こちらの結果も注目されている。前回のドットチャートでは、2022年の利上げは0回と1回が半数で割れる結果となった。今回のドットチャートでは、2022年の利上げは1回と2回で割れると見られている。

日経平均CFDを日足チャートで分析すると、これまで上昇基調を続けてきた移動平均線は横ばいになりつつある。また価格が移動平均線を割り込んでいる。

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