ドル円予想「上値の重い展開。トレンドは強気。」FXチャート分析 2024/6/4

FXブログ
ドル円予想「上値の重い展開。トレンドは強気。」FXチャート分析 2024/6/4

【ドル/円】上下の抵抗を抜けきれない可能性。トレンドは強気を維持。

直近の日足は、米ISM製造業景気指数が市場予想を下回ったことを受けて、安値圏で引ける陰線となり、上値トライに失敗して終えています。下値リスクがやや高いものですが、トレンドの変化が認められないことから、下値抵抗を攻めきれずに反発に転ずる可能性を残しています。一方上値も157.20-30、157.60-70にやや強い抵抗が出来ており、これらを全て上抜けて終えるまでは上値余地も拡がり難い状態です。また、155.40-50の抵抗を下抜けて終えた場合は。ニュートラルな状態に戻して、155.00以下の足元を固め直す動きが強まり易くなります。

ドル買いは155.70-80で押し目買い。損切りは155.40で浅めに撤退です。トレンドの変化が認められないので、ドル売りは様子見か157.70に損切りを置くなら157.20-30まで引き付けて軽く戻り売り。

日足の上値抵抗は157.20-30,157.60-70,158.20-30に、下値抵抗は155.70-80、155.40-50,154.60-70にあります。

© 2024 フレア/川合美智子
無断で複製または転送することは、著作権の侵害にあたります。民法の損害賠償責任に問われ、著作権法第 119 条により罰せられますのでご注意ください。尚、このレポートは情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家自身でなさるようお願い致します。

川合美智子氏コンテンツ一覧

川合美智子レポート・動画の一覧はこちら

最新のドル円チャート

米ドル/円 (USD/JPY)為替チャート・FXチャート│はじめてのFXなら外為どっとコム

[紹介元] 外為どっとコム マネ育チャンネル ドル円予想「上値の重い展開。トレンドは強気。」FXチャート分析 2024/6/4

ドル円予想 上値の重い展開 トレンドは強気

言い換えれば、前述のフォールス・ブレイクアウトのサインが本物である以上、先週と同様の動きになるのではないか。豪ドル/円の騰勢はこれからも続き、またさらなる上昇モメンタムの強化に繋がる。そのため、100円心理大台の打診や通過を必然視し、上値を追う展開となる公算が大きい。

本日のドル円は、足もとで上値の重いムードとなる中で発表される米指標を確認しつつ、その後は米国の長期金利や株価に注目することになるか。 市場関係者の間では、ドル円については日米の金利差を背景としてドル高を予想する声が多い。しかし、先月29日に157.71円まで上伸した後は伸び悩む動きを見せており、本日は本邦や欧州での株安でリスク回避的な動きとなる中、日銀観測報道も円買いを後押しすると、一時155円を割り込む動きとなった。156.20円台に位置する21日移動平均線を大きく下抜けるなど、足元で調整色が漂っている。 本日発表予定の4月米雇用動態調査(JOLTS)求人件数について、市場予想は835.5万件と前月(848.8万件)を下回り、2021年2月以来の弱さになるとみられている。足もとの流れを踏まえ、弱い予想を下回る場合はドル売りが活発化する恐れがある。もっとも、市場の期待値が低い分、予想外に強い結果となった場合は一転してドルが買い直されることもあり得る。結果に注目したい。その後は、日欧で調整色を強めた株価に対して米市場がどう反応するか、3営業日連続で低下している米長期金利の動きを眺めながらの推移となりそうだ。 テクニカル面では、前述の21日線を下回ったほか、日足一目均衡表の雲の中に入ったことで、下値を試しやすい状況にある。仮に基準線(154.93円)を明確に割り込むと、5月16日安値(153.60円)まで主だった目処がないことから、154.50円や154.00円といった節目を手掛かりに下値を模索することになろう。反対に上値は、3日安値155.95円が抵抗になる可能性があるほか、前述の21日線がすぐ上にあるなど、156円台前半では抵抗が予想される。・想定レンジ上限 ドル円は3日安値155.95円。その上は156.20円台に位置する21日線。・想定レンジ下限 ドル円は日足一目均衡表の基準線154.93円。明確に割ると心理的節目の154.00円。

昨日と同様に、ユーロ/ドルの下落が続いていることから、ユーロ」/円においても上値が重い展開が続きそうです。ユーロ/米ドルが目先テクニカル的な節目、1.30台をしっかり割り込んでくると、更に下げ幅を拡大する可能性が指摘されており、対円でも再び下落を試す可能性が出てくると思われます。

暗号資産(仮想通貨)は、日本円やドルなどのように国がその価値を保証している「法定通貨」ではありません。インターネット上でやりとりされる電子データです。暗号資産(仮想通貨)は、価格が変動することがあります。暗号資産(仮想通貨)の価格が急落したり、突然無価値になってしまうなど、損をする可能性があります。 暗号資産交換業者は金融庁・財務局への登録が必要です。当社は登録した暗号資産交換業者です。暗号資産(仮想通貨)の取引を行う場合、事業者から説明を受け、取引内容をよく理解し、ご自身の判断で行ってください。暗号資産(仮想通貨)や詐欺的なコインに関する相談が増えています。暗号資産(仮想通貨)を利用したり、暗号資産交換業の導入に便乗したりする詐欺や悪質商法に御注意ください。

米国の大学で経済学を専攻しお金の流れについて興味を持つ。在学中にビットコインに興味を持ち、bitbankのメディアで寄稿を行う。2015年頃からビットコインのトレードを始め、デリバティブ情報も分析しながらトレードを行う。

中国市場が現時点でやや落ち着いてきていることから、下げ渋る展開となっています。しかし、依然不安材料を多く抱えており、強気のスタンス、お取りづらいとの指摘もあるようです。目先は91円台にしっかり乗せることができれば、上値余地がありそうです。

2つ目は、白井ほか(2023)で指摘した2024年のトップリスクが発現する場合である(図表10)。経済政策不確実性指数4について、ドルや円との相関係数をみると、円とはほぼ無相関である一方、ドルとは一定程度の相関関係がある(図表9)。地政学リスクをはじめ、政治不透明感が高まる場面では、円よりドルの方が選好されやすい傾向がある。特に、台湾情勢、中東情勢、BRICs経済不安定化、中国不動産市況・金融不安といったリスクが顕在化する局面では、「有事のドル買い」圧力が高まる可能性があるだろう5。

2023年のドル円は、日米の金融政策見通しに振り回される1年となった。

11月中旬以降、ドル円は一転円高基調となった。下値支持線の100日移動平均線(MA)を下回り、少なくとも短期的には円安トレンドから転換した。足元は、200日MAの1ドル=142円台で推移している(図表2)。背景には、①FRBによる利下げ観測の高まり、②日銀による金融緩和策の修正観測がある。11月1日時点で、米債券市場は2024年の利下げ回数を3回程度とみていたのに対し、12月27日時点では、6回の利下げを織り込んでいる。11月までの円安要因がはく落し、逆に円高要因として作用する構図だ。

1つ目は、2024年のFRBの利下げ織り込みが米債券市場で進展している点である。2023年12月米連邦公開市場委員会(FOMC)で公表された経済見通しでは、2024年の利下げ回数の中央値は3回であった。ブルームバーグの集計するエコノミスト予想2でも、2024年に3回の利下げが予想されている(中央値)。対して、米債券市場は年6回の利下げ3を織り込んでいる。市場は常に先のマクロ経済環境を見越して動くため、FRBや民間エコノミスト対比で大幅な利下げを織り込んでいることに違和感はない。ただし、インフレの高止まり等、利下げ観測が後退するような材料が発現した場合には、米金利の上昇を通じて、ドル高圧力になりうる可能性がある。

投機筋の円売りポジションが高水準である点も、円高要因として作用しよう。(A)ドルの先高感・円の先安感、(B)円売りドル買いのキャリー取引の活性化等が主な要因だ。一方、今後は、(A)一方的な円の先安観は高まりにくく、(B)日米金利差の縮小に伴ってキャリー取引は減少する、と考えている。

2024年について、ドル円は足元の円高基調が継続し、秋口にかけて1ドル=120円台後半まで円高が進行後、年末にかけてやや値を戻す形で円安を予想する1(図表3)。①FRBによる利下げ等を受けた日米金利差の縮小、②投機筋による円売りポジションが高水準で、ポジション解消余地が大きい点等が背景にある。加えて、③米大統領選挙開催年のアノマリーとして、選挙前は円高、選挙後は円安となる傾向がある。

従って、上値トライの後ずれがあったものの、上値志向自体が維持される、という当方のロジックが証明され、また中段保ち合いの延長や再構築があったからこそ、上値トライ自体が一段と上昇モメンタムの増加や上値ターゲットの上方修正に繋がった。そのため、先週の99円の打診があってもそれはあくまで通過点であり、今週100円心理大台の打診やブレイクに照準を当てるだろう。

以上を踏まえ、2024年のドル円は円高・ドル安を予想するが、円安リスクも2点指摘したい。

コメント

タイトルとURLをコピーしました