ひかりレールスター 存続の危機

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ひかりレールスター 存続の危機
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ひかりレールスター 存続の危機

なお、一部で廃止報道が出ていたが九州新幹線との相互乗り入れ開始後も山陽新幹線内で運転される事となり(但し、1時間に0~1本程度となる)、博多駅で九州新幹線と接続、列車番号に関しては新大阪駅発着の「さくら」との連番となっている。  2012年3月17日のダイヤ改正では「みずほ・さくら」の増発に伴い更に本数が減り、上り(新大阪行き)1本(ひかり442号)のみとなる(臨時列車はこの限りではない)。この列車自体は停車駅の多い「通勤ひかり」で、博多~新大阪間を従来よりも1時間以上遅い3時間50分を要する列車であるため、航空機対抗としての「ひかりレールスター」は全て「さくら」に置き換わっている。なお、2013年3月16日の改正では下り(博多行き)が1本新設される。 余談であるがこの列車は姫路駅を発車してから、同駅を3分後に発車する新快速に西明石駅で一時的に追い抜かれるという、ひかり号らしからぬダイヤが組まれていた(西明石駅で「のぞみ」通過待ちにより13分もの長時間停車が行われるため)が、2013年3月のダイヤ改正で運転時間をずらしたため前述の現象は消滅した(ただし西明石駅で11分の長時間停車を引き続き行っている)。しかし2015年現在、停車時間が15分に延びたため西明石駅で新快速に抜かれる現象が再び起きている(ひかり442号…姫路駅9:25発→西明石駅9:36着、9:51発 新快速…姫路駅9:27発→西明石駅9:47着、9:47発) 2024年3月16日現在は山陽新幹線完結の定期ひかり号は下り1本、上り2本あるがひかりレールスターとして運行されるのは上り590号(2590A・新下関駅始発岡山駅行き)のみで、残りはN700系16両編成での運行となっている。なお、590号は厚狭駅のみ通過の所謂「ひだま」である。

普通車指定席は「ウエストひかり」同様2&2とされた。シートピッチは他の普通席と同じでフットレストなどの附属設備はついていないものの、座席の横幅はグリーン車に引けを取らないほど広い。にもかかわらず「ひかり」であり3&2である「のぞみ」の指定席料金よりも安いことから「ひかりレールスター」を指名する客も多い。

隣の客の腕が気にならない「2+2列シート」や4人用個室など上質な車内環境を売りに平成12年にデビューした山陽新幹線の「ひかりレールスター」が、存続の危機を迎えている。対航空機の切り札として一世を風靡(ふうび)したが、九州新幹線の全線開業で存在感が薄れ、朝の上りで一日1本が残るのみとなった。レールスター向け車両の多くは「こだま」に転用されたものの、近く大幅な削減が予定されており、全面引退の日もそう遠くはなさそうだ。

航空機に対抗するべく設定されたこのひかりレールスターは「ひかり」ではあるが、700系を使用しているため最高速度は285km/hで、「のぞみ」ダイヤとの共存が図られている。新大阪~博多間の所要時間差も一部を除き数分~十数分に抑えられているため、原則として「のぞみ」には抜かれることはなかった。 2012年3月17日以降は定期列車は停車駅を増やしている為、「のぞみ」や「さくら」に抜かれている。

ところで、2018年5月から姫路~博多間で臨時列車の「ひかりレールスター」1往復が走り始めました。この臨時列車は同年秋の臨時列車としても引き継がれています。JR西日本はこの臨時列車専用の割引きっぷ「ひかり576早特きっぷ」「ひかり577早特きっぷ」を設定し、特設サイトも用意して宣伝中。このプロモーションが、「ひかりレールスター」の「最後のひかり」となるかもしれません。

JR東海が開発する次期型新幹線車両「N700S」は短い編成にも対応しているため、いずれ「さくら」もN700Sになるかもしれません。将来、700系7000番台が廃止されると、車両としての「ひかりレールスター」も消えてしまいます。しかし、「ウエストひかり」「ひかりレールスター」に与えられた「航空機というライバルに勝利する」という使命は、N700系の「のぞみ」「ひかり」「みずほ」「さくら」が引き継いでいます。

「ひかりレールスター」登場時は「のぞみ」の山陽新幹線乗り入れ本数も少なく、山陽新幹線内で完結する速達列車の需要があった。 しかし、品川駅の開業に伴うのぞみ増発により博多へ行く「Wのぞみ」や広島発着「のぞみ」が増発された事や、九州新幹線「さくら」が毎時1本は乗り入れる事となる為に前述の廃止報道が出たものと思われる。

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