<08月27日>、金・原油上昇~

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<08月27日>、金・原油上昇~
<08月27日>

P&Fでは~
変化なしです。

パウエルさんのジャクソンホールでの発言からドル安の流れでドル円は143円台後半まで押し込まれ
ましたが、その後は少し戻されてる感じです。
日銀側で何かでないとドル安の流れは変わらないとは思ってます。
あとは、9月の利下げが0.25%か0.5%かで織り込み具合がどうなっていくかといったところ。

気になるのは中東情勢で、金や原油価格が上昇しているので悪化してしまうとどうなるか。
それ以外だと金曜の東京CPIも海外勢はきにしてるとか。
他にも金曜日は欧州と米国とインフレ指標があります。
それまではもみ合い相場になるかもしれませんね。

(個人的な見解ですので、投資は自己責任でお願いします。)

[紹介元] ポイント&フィギュアでFX <08月27日>、金・原油上昇~

08月27日 金 原油上昇

ニューヨーク原油先物相場が続伸し、WTI原油先物5月限の終値は前営業日比0.54ドル高の1バレル83.71ドルと、終値としては2023年10月27日以来の高値を付けた。

ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で取引されている原油先物のWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)は9月28日、一時1バレル=95.03ドルと昨年8月以来の高値をつけました。原油高の要因の1つに、主要産油国の生産調整があり、サウジアラビアは7月から日量100万バレルの自主減産を始め、ロシアも8月から輸出削減(現行日量30万バレル)を実施しています(いずれも12月までの予定)。

また、中国の原油需要が想定外に底堅いことも一因と思われ、米エネルギー情報局(EIA)は、2023年の中国の原油需要について、9月のレポートで日量1,593万バレルと予想しており、1月の1,569万バレルから上方修正しています。さらに、EIAが9月27日に発表した週間の石油在庫統計で、WTIの受け渡し拠点である米オクラホマ州クッシングの在庫が昨年7月以来の低水準となったことも、原油高に拍車をかけたとみられます。

WTIは夏までは、80ドル前半で上値が抑えられる状況が続いてきた。石油輸出国機構(OPEC)とロシアなど非加盟国で作るOPECプラスは原油価格上昇を狙って減産を続けてきたが、中国を含む世界経済の先行き不透明感が原油需要を落とすとの見方が価格の足を引っ張った。しかしOPECの盟主であるサウジアラビアが9月5日に7月から始めた日量100万バレルの自主減産の3か月延長を発表すると、WTIは90ドル台まで上昇。その後は90ドルを挟んだ値動きとなったが、今回の原油在庫の減少を受けて改めて上昇が加速した形だ。

原油の需給動向について、EIAによると、2024年12月まで極端な原油需給のひっ迫は想定されておらず、やや供給超の状況が続くとの見方が示されています。また、原油価格について、WTIはこの先、1バレル=80ドル台に落ち着いていくとの見通しであり、原油価格が一本調子で上昇するとの予想にはなっていません。これらはあくまで1つの見方ですが、参考になるところが多いと考えています。

原油でアジア市場の指標となる中東産ドバイ原油のスポット価格は27日午前、上昇した。取引の中心となる10月渡しは1バレル78.50ドル前後と前日に比べ0.30ドル高い水準で推移している。

なお、WTIについて、投機筋の買い建玉を売り建玉で割った「ロング・ショート比率」を確認してみます。一般に、この比率が上昇(買い建玉の割合が増加)すると原油高に、低下(売り建玉の割合が増加)すると原油安に振れやすいとされます。年初からのWTIの価格推移は、ロング・ショート比率の推移とおおむね一致しており(図表1)、足元の原油高は、投機筋の買いが相応に影響していると推測されます。

また、イスラエルによるシリアでのイラン大使館空爆を受け、中東地域の緊張が高まっていることも原油価格のリスクプレミアム上昇につながるとみられている。

そのため、今後は投機筋の売買による一時的な変動率(ボラティリティ)の高まりには注意が必要で、実際、WTIの価格は9月27日以降、高値圏における日中の値幅が比較的大きくなっています。ただ、原油相場を長期的に展望する場合は、基本的には原油の需給動向を確認しておくことが大切です。図表2は、EIAのデータに基づき、原油需給とWTIの価格推移を示したものであり、2023年9月以降はEIAの見通しとなっています。

原油市場でこうした懸念が材料視されれば、原油価格が下落するシナリオも浮上してきそうだ。米国の原油在庫の水準が継続的に上がってきた場合は、米国経済の悪化や原油需要減少を示す動きとしてとらえられる可能性もある。

価格上昇の背景には、米国と中国の経済指標改善による需要拡大期待や、メキシコ国営石油会社ペメックスの原油輸出一部停止計画、米オクラホマ州クッシングの貯蔵拠点での供給逼迫などがある。

■さらに、今年の春以降、石炭や天然ガスの価格が高騰したため、代替としての原油の需要が増えるとの観測が原油価格を押し上げています。20年以降の価格推移をみると、天然ガスや石炭価格の上昇率は原油価格を大きく上回っています。

■原油先物のWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)相場は25日、一時7年ぶりの高値を付け、1バレル83.76ドルで取引を終えました。年初来の上昇率は76%となりました。

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●WTI原油先物価格は主要産油国の生産調整などを背景に、先月末一時1バレル=95ドル台へ。●原油高が続いた場合、日米ともインフレ再加速が懸念されるが原油相場に投機の動きもみられる。●投機の動きには要注意だがEIAはこの先WTIの価格は80ドル台に落ち着いていくとの見方を示す。

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