【テクニカル】週足テクニカル・加ドル円 サポート&レジスタンス

加ドル円・週足は陰線引け。週足一目均衡表・転換線は基準線を下回り、週足一目均衡表・遅行スパンは実線を下回り、一目均衡表・雲の下で引けていることで、三役逆転の強い売りシグナルが点灯している。しかし、抱き線で反落したものの依然として転換線を上回って引けていることで反発の可能性が示唆されている。
中期的には、2024年7月の高値118.87円を頭とするヘッド・アンド・ショルダーを形成中であることは念頭に置いておきたい。
今週は、転換線105.18円を念頭に置き、6月6日週の安値を支持に押し目買いスタンスで臨みたい。
レジスタンス3 110.27(週足一目均衡表・雲の上限)
レジスタンス2 108.76(週足一目均衡表・雲の下限)
レジスタンス1 107.34(6/27週高値)
前週終値 105.63
サポート1 103.84(6/6週安値)
サポート2 102.50(5/2週安値)
サポート3 101.26(4/25週安値)
(山下)
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
[紹介元] 外為どっとコム マネ育チャンネル 【テクニカル】週足テクニカル・加ドル円 サポート&レジスタンス
テクニカル 週足テクニカル 加ドル円
ドル円相場の月足チャートには、テクニカル分析手法の中で相場が急伸する典型的な形状が形成されつつある。それがヘッド&ショルダーズだ。
3月の米小売売上高が米ドル買いの要因となりドル円が反発する場合は、日足と週足のチャートにまとめたフィボナッチ・リトレースメントの攻防に注目したい。特に、日足の一目転換線、基準線そして10日線がすぐ下の水準で展開している日足チャートのフィボナッチ・リトレースメント38.2%の水準146.92レベルは、レジスタンスラインとして意識される可能性がある。このテクニカルラインの突破に成功すれば、147円台の攻防へシフトしよう。
ドル円が140円台へ下落する場合は、2023年1月と2024年7月高安のフィボナッチ・リトレースメント61.8%の水準140.49レベルの攻防が焦点に浮上しよう(週足チャートを参照)。このテクニカルラインの下方ブレイクは、節目の140.00をトライするサインと考えたい。このラインを今週の下限と想定したい。
このように、トレンド系テクニカル指標からも円高トレンドは一旦終息し、足元は円安方向への調整局面にあるものの、徐々に頭が重くなるなど円安余地はそれほど大きくはないことが示唆されている。
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