【日経平均】上値余地を探る動き。
直近の日足は、先週末の海外市場の流れを受けて前日足から大きく上寄りのスタートとなりましたが、上値を追い切れずに実体の小さい陰線引けとなりました。上値トライに失敗して押し戻された形で終えていることから、本日の東京市場では上値の重いスタートとなりそうですが、トレンド自体は非常に強い状態を保っており、40,000円台を割り込むほどの深い押しにも繋がり難いと見られます。押し目買い方針で。上値抵抗は40,550~40,600円、40,700~40,800円にありますが、上抜けて終えれば41,000~41,100円、41,400~41,450円、41,600~41,700円にある強い抵抗をどこまでクリア出来るかトライする動きへ。下値抵抗は40,200~40,250円、39,950~40,000円、39,850~39,900円にあります。短期トレンドは38,400~38,500円を割り込んで終えない限り、変化しません。
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日経平均 プロの予想 上値余地を探る動きが継続
6月25日は続伸しましたが、3万9000円付近で戻り待ち狙いの売りが観測され、上値の重さが意識されました。しかし、翌26日はアドバンテスト(6857)が1月以来の上場来高値を更新するなど半導体株への資金流入が強まったこともあり、日経平均株価は寄り付きから3万9000円を回復。その後も上昇が続き、終値では3万69500円を突破しました。
来週(6月30日〜7月4日)の日経平均株価は、今週の急ピッチの上昇に対する過熱感が警戒されるほか、配当再投資による需給要因が一巡することで、いったんは過熱感を冷ます調整が意識されそうです。ただし、1月24日につけた年初来高値4万279.79円に迫っており、高値更新からの一段高への期待もあって押し目待ち狙いの買い意欲も強いと見られます。
今週後半は、米国市場で半導体株主導の上昇が見られたことから、東京市場においても指数インパクトの大きい“値がさハイテク株”が日経平均株価を押し上げる流れとなったことが印象的でした。
週末の6月27日の日経平均株価は上げ幅を広げ、一時4万0267.34円まで上昇。その後も4万円台での推移が続きました。半導体株を中心とした大型株に資金が集中したことで日経平均株価が上昇しましたが、その一方でグロース株には資金が入らず、東証グロース250指数は弱い値動きとなりました。
週の後半は、米国市場で半導体株主導の上昇が見られ、東京市場においても指数インパクトの大きい“値がさハイテク株”が日経平均株価を押し上げる流れが目立ちました。
しかし、翌6月24日はイスラエルとイランの停戦合意への期待からリスク選好ムードが広がり、日経平均株価も上昇して一時3万9000円に迫る場面も見られました。地政学リスクの後退を受けてNY原油先物相場が大幅に下げたほか、国内では配当の再投資に伴う買い需要が下支えになりました。
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