[米ドル円]日米関税協議合意がもたらすもの

早朝にトランプ大統領が日本との関税を15％で妥結したと発表。ドル円は売りで反応。146円前半まで下落したが石破首相が8月にも退陣表明するとの報道からドル円は買い戻された。また、妥結により世界的な交渉が進むとの見方からドル買いも強まりドル円は147円21銭まで上昇。その後は円買いが進み146円11銭まで下落。結局協議が合意したもののドル円は上下一円程度の動きに留まるなど方向感が掴めずに引けている。
日本は合意の条件として5500億ドルの投資を約束。また、貿易黒字縮小につながることから円売りが今後強まることになる。
一方、今後各国関税協議が終結に向かうことで市場の不確実性が低下。FRBは利下げし日銀は利上げに動きやすくなることからドル売り円買いにつながる。
結果的にその時間差がドル円の動きを左右することになる。
目先はリスクオンによる円売りが進みやすいとみている。

ドル円予想レンジ： 147円40銭～146円10銭（50％、BB基準）

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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テーマ:FX(外国為替証拠金取引) – ジャンル:株式・投資・マネー