ミニストップ偽装 利用者 驚き
利用者 「本当にびっくりです。ここだったんだっていうのが。これからも期限は見て買うので、そこはちゃんとしてほしい」
ミニストップによりますと、店内で調理したおにぎりや惣菜などに製造後1~2時間程度、消費期限のラベルを貼らずに期限を引き延ばしたほか、一度、店頭に並べた商品に新たなラベルを貼りかえるなど、意図的に消費期限を延長させていたということです。
コンビニ・チェーンの「ミニストップ」は、全国の一部店舗でおにぎりや総菜などで消費期限の偽装があったと発表しました。福岡県内では、福岡市東区の店舗で偽装があったことが明らかになりました。
女性の利用者「孫がここの(ソフトクリーム)が好きだから良く来ますね、孫を連れて。スタッフも店長も、みんないい人だったから、そんなことすると思わなかった」
ミニストップ社員「この店ではピーク時、十分にスタッフがいるとは言えない。店長は『大きな事をしてしまい、反省している』と話しています」
健康被害は確認されていないということですが、利用者からは不安の声があがっています。
コンビニチェーンのミニストップで、消費期限を偽って表示し、販売していたことが分かりました。問題が発覚した店舗の多くが関西に集中しています。
男性の利用者「食に対しても怖くなるし、毎日利用するので、そういうのは困る。ごまかせるっていうのは怖い話。信用できなくなっちゃう」
利用者「信用は落ちる。どうしたら信用回復なんかできるのか。安くするとか言ったってそれはなんか違う」
「驚きましたね。手作りというので結構好きだったので、間違いがあったというのはちょっと残念ですね」
今のところ、健康被害の申し出は確認されていないそうですが、現在、おにぎりと弁当を含む、店内調理の総菜は全国のミニストップで販売が中止されています。
今回、偽装が明らかになったのは、おにぎりや惣菜など店内で調理された商品。ミニストップによりますと、今年6月、抜き打ちの定期調査で、一度売り場に並べた商品に再び消費期限が記載されたラベルを貼り直していた事実が発覚しました。
消費期限ラベルを貼り直したことについては...ミニストップ社員「1時間でも廃棄を遅らせたいという店舗が多かった。どうしても、廃棄時間を少しでも、という理由でやってしまったところが多いと聞いています。本社は、廃棄を減らせなどの通達はしていません」
平素よりミニストップをご愛顧賜り厚く御礼申し上げます。
ミニストップは、組織的な不正とは見ていないとしていて、全店に対する緊急調査の結果を速やかに発表するとしています。


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