
日経平均株価は大幅続落。軟調な推移となったが、上昇基調にある10日移動平均線(48350円 10/23)や一目均衡表の転換線(48245円 同)を下値で意識し、やや下げ幅を縮小して終えた。
RSI(9日)は前日62.2%→50.9%(10/23)に低下。49000円を割り込む展開となったが、10日移動平均線上を維持した。基本的な見方に大きな変化はなく、上目線のトレンドフォロー継続となる。
上値メドは、心理的節目の49000円、10/21高値(49945円)、昨年12/27高値から4/7安値までの大きな下落幅に対する倍返しの上げとなる50000円付近、10/9高値から10/14安値までの下げの倍返しとなる50650円、51000円、52000円などが想定される。下値メドは、心理的節目の48000円、10/17安値(47494円)、心理的節目の47000円、10/14安値(46544円)、心理的節目の46000円などがある。
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
そこで 今日はテクニカル分析に関するクイズを二つ出します
その後、宮田氏はリサーチ部門に移り、各種アナリストランキングでテクニカルアナリスト上位の常連となったほか、的中した予想がたびたび話題になった。例えば為替では、1ドル=75円台と円が最高値を記録した2011年10月、宮田氏は15~16年までに124円台の円安になると予想。結局、15年5月に124円台に到達し、翌月には125円台の安値を付けた。この円安進行の主な要因は、12年12月に発足した第2次安倍内閣の経済政策「アベノミクス」や、日銀が黒田東彦総裁の就任後の13年4月に導入した「異次元緩和」だった。もちろん、11年時点ではこれらの出来事は予想できなかったが、エリオット波動で相場を当てることはできたわけだ。
まず、テクニカル分析の1つである「フィボナッチ・リトレースメント」を用いて検証します。日経平均の過去最高値は1989年12月29日につけた38,915円87銭で、過去最安値は2009年3月10日につけた7,054円98銭です。この下げ幅(31,860円89銭)から、フィボナッチ・リトレースメントで目安とされる76.4%戻した水準は31,396円70銭となり、ここが1つの上値目途として考えられます(図表1)。
テクニカル分析を始める際は、3原則やチャート・取引量といった基本的な要素を理解した上で、自分の取引方法に合った分析手法を見つけていくことが大切です。また、株式市場の状況によって使いやすいテクニカル指標や手法は変わる可能性があるため、柔軟な対応力も必要といえます。投資をこれから始める方や最近始めた方は、テクニカル指標の使い方や出来高の見方、トレンド分析などと併せて相場・売買のポイントを調べてみましょう。
テクニカル分析では、出来高の増減や株価との関係性について調べることも大切です。出来高は株の売買数を表し、銘柄の人気などを分析する際に活用されています。それでは、テクニカル分析において重要な出来高の意味や株価との関係性、出来高移動平均線の特徴を確認していきましょう。
テクニカル分析とは、あくまでも統計的な分析です。チャートのパターンを見ることで、統計的に今後上がることが多いか下がることが多いか判断するものです。7割の確率で上昇するチャートのパターンがあれば、それは立派な買いシグナルです。3割の確率で下落しても、それは当然です。100%当たるチャートは存在しないのですから。
株式投資を行う上では、株価チャートの見方を分かっておくことが望ましいでしょう。ファンダメンタルズ分析(景気・企業業績)とテクニカル分析(株価チャートから売り・買いどちらの勢いが強いか判断する方法)の両方を習得できると理想的です。
テクニカル分析を学ぶ際は「3原則」と呼ばれる基本的な考え方を理解しておくことが大切です。3原則にはテクニカル分析における注意点も含まれており、これから分析を進めていく上で役立ちます。次に、テクニカル分析を覚える上で欠かせない3原則を見ていきましょう。
テクニカル分析の手法の一つであるエリオット波動原理は、米国人のラルフ・ネルソン・エリオット氏(1871~1948年)が考案した。
「一目均衡表」とは、日本人が生み出した数少ないテクニカル指標のひとつで、価格と時間の均衡関係が一目でわかることからその名がきています。
テクニカル指標の中で最もポピュラーな指標。初心者の方はまずはここから!
テクニカル分析には「チャートは市場の動きをすべて織り込む」という原則があります。チャートが示すのは、株式市場の需要と供給(買いと売りの状況)だけではありません。企業の業績や成長力(ファンダメンタルズ)といった、さまざまな情報が織り込まれた結果を表しています。そのため、株価の予測や相場分析に必要な情報を得る上で、チャートの分析は欠かせません。
そこで、今日はテクニカル分析に関するクイズを二つ出します。
急騰・急落が続く相場では、売りの判断が遅れると一気に損が膨らみかねない。そこで売りを判断する材料として役立つのが、過去の株価の動きなどから売り時を探るテクニカル分析だ。
テクニカル分析で活用されるテクニカル指標は「トレンド系指標」と「オシレーター系指標」の2種類に分けられます。トレンド系指標とは相場の方向性や転換点を示す指標を指し、オシレーター系指標とは買われ過ぎ・売られ過ぎを示す指標です。続いては、トレンド系指標とオシレーター系指標の特徴をわかりやすく解説します。
テクニカル分析で示される情報には、人の心理が含まれています。人の心理は100年、200年経過しても、そこまで大きく変わるものではありません。従って、テクニカル分析で示された過去の結果や傾向は、未来でも繰り返される可能性があるということです。このような傾向を、3原則では「歴史は繰り返す」と呼んでいます。過去のデータから繰り返しのパターンを探ることも、テクニカル分析では重要なポイントです。


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