トヨタ 米国5工場に1400億円投資
トヨタの今年1~10月の米国の販売台数は、前年同期比8%増の約207万台となった。特にHVやプラグインハイブリッド車(PHV)は24%増と伸びが大きい。米国では最大7500ドル(約120万円)の電気自動車(EV)向け税制支援策が9月末で終了し、EVに代わりHVの人気が高まっている。
トヨタ自動車はEV(電気自動車)やハイブリッド車の現地生産を強化するためアメリカに最大100億ドル、日本円で約1.5兆円を投資すると発表しました。
トヨタは米国で最大100億ドルを追加投資することで、1957年の米国進出以来、総投資額は約600億ドルに上る。
トヨタは今月12日、HVやEVの現地生産を強化するため、今後5年間で米国に最大100億ドル(約1・5兆円)を投資すると発表した。今回の9億1200万ドルの投資はその一環となる。
トヨタは「およそ70年前の米国進出以来、総投資額はおよそ600億ドルに達します」とコメントし、成果を強調しています。
ミシシッピ州の工場には1億2500万ドルを投じて新たにカローラのHVモデルを生産するほか、ウェストバージニア州の工場には4億5300万ドルを投じ、HV用エンジンなどの生産設備を拡張する。このほか、部品を生産するケンタッキー州、テネシー州、ミズーリ州の各工場の設備も増強する。トヨタは増強した設備を27年から順次稼働させ、新たに252人を雇用するとしている。
トヨタは13日、アメリカ南部に初めて新設した車載用電池工場の開所式を行い、合わせて今回の追加投資について明らかにしました。
【サンフランシスコ=小林泰裕】トヨタ自動車は18日、ハイブリッド車(HV)の増産のため、米国内の計5工場に9億1200万ドル(約1400億円)を投資すると発表した。現在は日本から輸入している「カローラ」のHVモデルを2028年から米国で初めて生産することも明らかにした。


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