養殖カキ大量死が歳暮を直撃 広島
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養殖カキ大量死が歳暮を直撃 広島
22日に市長がカキ養殖事業者らから状況を聞き取り、今後の対応について意見交換しました。
広島県内で養殖カキが大量に死んでいる問題で、例年と異なる被害が中国、四国、関西地方の広域で起きていることが水産庁による各県への調査で分かった。原因について各県は「高水温、高塩分、貧酸素」などと回答。三重や宮城県など他エリアの産地では大きな被害が確認されておらず、閉鎖海域である瀬戸内海に限って成育環境に異変が生じている可能性が高まっている。 養殖カキ被害の分布地図 水産庁によると11月初旬から中旬、電子メールと電話でカキ養殖がある各県に聞きとり調査を実施。これまで被害が明らかになっている広島、岡山、兵庫県だけでなく、四国でも大量死が一部確認された。愛媛県北部で死んだカキの割合は「地区により異なるが5~9割」、香川県でも「同5~9割」、徳島県小松島市では「7割~全滅」など被害が広がっている。この時期に死ぬカキの割合は一般に3~5割という。 推測される要因として「高水温」を挙げる声は各県ともおおむね一致する。そのほか兵庫県は「餌不足」、徳島県は「酸欠、貧栄養が原因との声がある」、愛媛県は「赤潮、酸素不足」「中間貝の生産不良」などと答えた。 一方、瀬戸内海以外のエリアでは、平年と異なるような大量死被害が確認されていない。福岡、三重県はカキが死ぬ割合について「例年並み」と回答。岩手県は「1~3割」、宮城県は地区により差があり「およそ2~7割」などと答えた。 水産庁栽培養殖課は、「まずは被害の全貌を把握し、原因を究明する。その上で具体的な対応策を早急に講じたい」としている。
広島県内で養殖カキが大量に死んでいる影響で、歳暮向けの商品を確保できない事業者が相 ...


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