FRBの12月利下げ観測が後退したことでドルが買われ、日銀が利上げに慎重な姿勢を示したことから円が売られ結果的にドル円は1回目の高市トレードで付けた高値を上抜け2月以来の154円44銭まで上昇。一方、ベッセント長官が日銀の利上げを促す発言もありドル円も上値が抑えられた。
今週はFRBが重視する雇用や物価指数が発表され、その結果次第では一段の上値を試す展開か、或いは改めて12月利下げへの期待から下落に転じるか注目。
上値目途は先週2回跳ね返された154円40銭付近。このレベルは昨年6月と今年1月の高値の下降トレンドラインにあたる。このレベルを上抜けるようなら155円を上抜ける可能性もあるが、それは難しいとみる。
FRBの利下げ時期が予想より遅れるものの利下げスタンスは継続。一方、日銀も今回は利上げに慎重な姿勢を示したものの物価上昇から遅かれ早かれ利上げに動くとの見方も変わらない。
結局、日米金融政策の実施が先延ばしされたことで先週ドル円は上昇したとみれば、指標などの結果次第では再びドル売り円買いに戻される可能性が高いとみている。
本日のドル円予想レンジ:154円40銭~153円60銭(38.2%)
今週のドル円予想レンジ:154円90銭(BB上限)~151円80銭(61.8%、BB基準線)
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。
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先延ばしの日米金融政策”]


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