指値・ストップ注文のレート水準と数量がわかる「外為注文情報」から今後のポイントを探ります。
自公過半数割れの混乱が日銀利上げの後ずれ期待へ、153円後半に売り観測
本日のアジア時間からロンドン時間にかけてのドル/円は一時153円台後半へ上昇。週末に行われた本邦総選挙で自公が過半数を割り込んだことで、日銀の利上げが後ずれするとの思惑がドル円を下支えした。ドル/円は153.876円まで上昇幅を広げた。上昇一巡後は、利食い売りも入り、153.30円台へ押し戻された。
現状のレベルの上側の153.400円、153.550円、153.700円、153.750円、153.800円に売りが並んでいる。一方、下側の152.950円、153.000円、153.100円に買いが並んでいるほか、152.950円、153.000円にストップ売りが確認できる。
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終値は前日比で約0.5%円高・ドル安の148.57円前後だった
対米ドルでトルコリラの下落圧力が後退する状況で、今日の米経済指標が総じて強い内容となれば、トルコリラ円はさらに上値を目指す展開が予想される。このケースでは、昨日の高値4.356の突破と、フィボナッチ・リトレースメント76.4%の水準4.360のトライを想定しておきたい。
ドル円と同じく10日線と50日線がゴールデンクロスへ転じている。MACDは上昇基調にありゼロラインを上回ってきた。RSIは横ばい推移へ転じているが、デッドクロスは確認されていない。これらテクニカルラインの動きは、トルコリラ円の地合いの強さを示唆している。
しかし、上昇ムードに陰りも見え始めている(下の日足チャート、グレーゾーンを参照)。11月のFOMCで利下げ見送りの可能性が意識され始めている状況を考えるならば、米ドル/トルコリラは上昇トレンドを維持する公算が大きい。しかし、トルコリラの下落幅が限られている現在の状況でドル円が150円を目指す場合、トルコリラ円も上値トライを想定しておきたい。
予想を上回った9月CPIに対する米金利の反応はまちまちだった。しかし、9月PPIでも予想外にインフレの粘着性が確認される場合は、米金利の上昇要因になり得る。このケースでは「米ドル高→ドル円の上昇」を想定しておきたい。
昨日のドル/円は148円台へと反落。米9月消費者物価指数(CPI)が予想を上回る伸びとなったことを受けて149.57円前後まで上昇したものの、同時に発表された米新規失業保険申請件数が大幅に増加したことから148.19円前後へと急落した。一巡後は149円台を回復する場面もあったが、米長期金利が低下する中で再び148円台に押し戻された。終値は前日比で約0.5%円高・ドル安の148.57円前後だった。これによって、8月1日以来の150円台を試す動きはひとまず後退したと見られ、本日のドル/円は調整含みの展開が予想される。仮に149円台を回復すれば週末を前にした戻り売りが出やすくなりそうだ。先週の米9月雇用統計を受けて上昇が続いていた米長期金利に一服感が出ていることもドル/円の重しとなろう。なお、本日のNY市場では米9月生産者物価指数(PPI)や米10月ミシガン大消費者信頼感指数・速報値などの発表が予定されている。
注文量の多い米ドル/円やユーロ/米ドルは、まとまった損切り注文が入りやすいため、節目となるレートからストップロスを巻き込んだ動きを見せやすい傾向があります。
米ドル/トルコリラ(USD/TRY)は、最高値圏での攻防を維持している(トルコリラは対米ドルで最安値圏にある)。21日線がサポートラインとして意識されている点も地合いの強さ(トルコリラの地合いの弱さ)を示唆している。
過去24時間の通貨強弱分析を見ると、直近で最も強い通貨はNZドル、最も弱い通貨はカナダドルです。 円は午後にマイナスに進み、夕刻以降はプラス幅を広げました。 豪ドルはおおむねプラス圏で推移し、最終的にプラスで取引を終えました。
米ドル/円は取引量が多いため、こういった転換となる価格を見つけやすい特徴があります。
ドル円(USD/JPY)の強気地合いにサポートされ、トルコリラ円(TRY/JPY)は9日に高値4.356レベルまで上昇し、8月20日の高値4.354を突破する局面が見られた(下の日足チャート、赤矢印を参照)。
上で述べたテクニカルの攻防(動き)は、ドル円が強気の地合いにあることを示唆している。
強い経済指標で米ドル高となる場合、ドル円は昨日の高値149.58レベルの突破、そして節目の150.00のトライを想定しておきたい。
過去24時間の相関関係を見ると、豪ドル円と強い相関関係だったのは、ドル円、ユーロ円そしてポンド円です。 相関関係だったのはユーロドルとポンドドル、弱い相関関係だったのは豪ドル米ドルです。 その一方、逆相関の関係だった通貨ペアはありませんでした。
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