私は自分年金を作るために取組中です。
その取り組みの一つが株式投資であり、
特に「連続増配株や累進配当株、高配当株」へ投資をしています。
今回はBBD バンコ・ブラデスコを紹介します。
ブラジル第2位の銀行サービスを行う企業です。
日本でいうと、りそな銀行グループぐらいです。
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BBD バンコ・ブラデスコの配当金
まずは一番重要な配当金について詳しくみていきましょう。
一般的に配当利回り3%~4%以上が「高配当株」と呼ばれます。
BBD バンコ・ブラデスコの配当金
※2024年11月現在
配当利回り | 5.30% |
配当額(年間) | 0.124ドル |
株価 | 2.340ドル |
配当性向 | 47.55% |
配当月 (配当落ち日) |
1月2月3月4月5月6月 7月8月9月10月11月12月 |
毎月配当金を出しており、その中でも6月と12月にさらにもう1回ずつ配当金が出ています。
なので年間配当は14回となります。
※14回も出してるので、1回の配当金は少ないです…
INPEXの配当金(過去)
2024年1月 | 0.00382 |
2024年2月 | 0.00383 |
2024年3月 | 0.00381 |
2024年4月 | 0.00371 |
2024年5月 | 0.00362 |
2024年6月 | 0.00344 |
2024年6月 | 0.07485 |
2024年7月 | 0.00336 |
2024年8月 | 0.00335 |
2024年9月 | 0.00349 |
2024年10月 | 0.003592 |
2024年11月 | 0.00333 |
2024年12月 | |
2024年12月 |
単位:米ドル
12月が6月と同じ配当金が出ると仮定した場合、配当金は0.192ドルとなり配当利回りが8.2%を超えます。
2019年 | 0.44709 |
2020年 | 0.14641 |
2021年 | 0.19059 |
2022年 | 0.08569 |
2023年 | 0.32894 |
単位:米ドル
年によって結構なバラつきがあります。
株価にもよりますが、今の株価だと0.24ドルほどの配当が出れば利回りは10%となります。
BBD バンコ・ブラデスコの会社概要
(証券コード)名称 | (BBD)バンコ・ブラデスコ |
国 | ブラジル |
業種 | 銀行 |
事業内容 | ブラジル国内外において 個人や企業向けに多様な銀行サービス・金融商品を提供する。 |
業界での立ち位置 | ブラジルでの銀行業-第2位 |
時価総額 | 24,143百万ドル |
決算月 | 12月 |
財務指標
私が見ている指標は売上高とEPSだけです。
売上高:企業が商品やサービスを販売することで得た収益の合計です。
売上高が高いほど企業の規模が大きいと言えます。
規模が縮小しているよりも拡大している方が良いので、右肩上がりが望ましいです。
EPS:1株当たり利益。利益÷発行株式数。
EPSが高いほど企業の収益性が高いと判断できるので、右肩上がりが望ましいです。
BBD バンコ・ブラデスコの売上高
2019 | 992.81 |
2020年 | 823.69 |
2021年 | 1,024.29 |
2022年 | 1.062.68 |
2023年 | 1,002.74 |
単位:レアル(ブラジルの通貨)
BBD バンコ・ブラデスコのEPS
2019年 | 1.87 |
2020年 | 1.41 |
2021年 | 2.07 |
2022年 | 1.89 |
2023年 | 1.27 |
単位:レアル(ブラジルの通貨)
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高配当株 BBD バンコ
バンコブラデスコ株価チャート3年分うーん、下がってる。ただ繰り返しになりますが、この下落が株式配当を行ったことに因るのかどうか、それはわかりません。あくまでもその可能性がある、という話です。
バンコブラデスコは、その毎月配当型を凌駕します。毎月の配当金に加えてさらに2回、計14回の配当金を1年間で株主に支払うのです。投資信託でもETFでもない、ただの個別株なのに。
バンコブラデスコの年間「15回の配当」おわかりいただけたでしょうか。これをお読みの皆様も、気になった方がいれば、まあ、買ってみても、いいんじゃない?
ちなみに、非課税口座である一般NISA口座でバンコブラデスコを保有している場合、通常の配当金とともに株式配当も非課税でくぐり抜けられます。すごいぞ、NISA!
バンコブラデスコの特異は、配当「金」だけではありません。年に1度、株主に対してバンコブラデスコ自身の株式を「配当」します。これを「株式配当」と呼びます。バンコブラデスコの株主は、保有しているだけで株数自体も増えていきます。
やった! 何もしないで保有株数が増えたぞ! バンコブラデスコでぼくも大金持ちだ!
名付けて、バンコスパイラル!
ぶっちゃけ、3月7月の配当(中)(大)のみが重要で、毎月の配当(小)はめんどくさいだけであんまり意味はないですね。年2回配当と言っても過言は……いや、バンコがまた怒りますね。
別にバンコブラデスコに限った話ではないのですが、株式配当には大きく2つの問題点があります。
バンコブラデスコを安く買えてよかったね、ではありません。株式配当はきっと、来年もあります。そうすると株価は落ちます。株価が落ちたら買い増しせねばなりません。さらに次の年も株式配当が……。
1つは、新しく配当されてくる株に係る税金です。通常の配当「金」は投資による「利益」ですから、海外でいくばくか(バンコブラデスコはブラジルで税率15%)引かれ、日本国内でも約20%税金で持ってかれます。
バンコブラデスコはブラジルの銀行なので、配当金は最初ブラジルレアルで支払われ、米ドルに変換されて投資家に届きます。つまり、為替の影響を受けるってことです。米国が利上げ局面ではどうなるか、察してください。
これが単純な配当「金」ならこういう問題は絶対に起きません。配当金から20%の税金を引き算すればいいのですから。バンコブラデスコの株式配当の時期になるたび、株主は自分の買付余力をちょっと気をつけておかないといけません。その煩わしさが、嫌なんですね。ごめんね、バンコ。
BBDは、ニューヨーク証券取引所にも上場しているブラジルの4大銀行の一つで、1943年創立の老舗銀行です。
バンコブラデスコは配当金とは別に、毎年株式配当も行います。4月か5月ですね。
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